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サンロッカーズ渋谷、A千葉に勝利 野崎零也選手「ファンを喜ばせられた」

1本目のシュートが決まり「タッチがいいと感じた」と言う野崎零也選手

1本目のシュートが決まり「タッチがいいと感じた」と言う野崎零也選手

 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が4月25日、青山学院記念館(渋谷区渋谷4)でアルティーリ千葉(以下、A千葉)と対戦し79-69で勝利した。

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 立ち上がりはA千葉の変則的な守備に攻撃が停滞すると同時に、3ポイント(P)シュートを高確率で許し、ビハインドを負う。SR渋谷のゾラン・マルティッチヘッドコーチ(HC)は「落ち着かせよう」とタイムアウトを要求。守備を「もっとアグレッシブにするよう」伝えてコートに送り出すと、ジョシュ・ホーキンソン選手がゴール下で体を張りA千葉の得点を抑える。攻撃ではベンドラメ礼生選手を皮切りに、「空いたら打とうと思っていた」野崎(崎は立つさき)零也選手、山内盛久選手と連続で3Pシュートを決め21‐18とリードを奪った。

 第2クオーター(Q)は、シュートを2本ブロックするなど、A千葉の得点を5分強にわたり抑える。ディディ・ロウザダ選手が、リバウンドからの得点や3Pシュート、好守からの速攻でダンクを沈めるなど、同Qだけで11得点を挙げ一時12点のリードを奪った。

 38‐35で迎えた後半。「ゆるく入ってしまった」(野崎選手)と、再びA千葉に高確率で3Pシュートを許す。SR渋谷も、1本目を決め「タッチがいいと感じたので、積極的に狙おうと思っていた」と言う野崎選手が3Pシュートを決め返したほか、外角のシュートを抑えに来ていたA千葉の守備に「空くと気付いた」とゴール下に飛び込み得点を挙げる場面もあった。さらに野崎選手は、A千葉の攻撃を守り切って迎えた残り約7秒、守備の「戻りが遅い」と速攻に走り、得点にはならなかったがレイアップも狙った。

 55‐56で迎えた最終Qは、野崎選手、ホーキンソン選手、ロウザダ選手と3連続で3Pシュートを決める。加えて野崎選手は、「ミスマッチはすぐに見えた」とノールックでゴール下のホーキンソン選手にパスを出し得点をアシスト。A千葉のパスを奪う好守も見せた。同Qは、ファンが「チートスコール」などでプレッシャーをかけてA千葉のフリースローを落とさせることに成功するなど、約6分にわたり得点を許さない堅守を見せた。終盤A千葉は前線からプレッシャーをかけてきたが、その穴を突いてゴール下で得点。守備でも負けじと、ベンドラメ選手とホーキンソン選手がダブルチームを仕かけるなど強度高く戦った。

 シーズンハイの13点を決めるなど攻守で存在感を示した野崎選手は、「シュートはたまたま入っただけ。ルーズボールやディフェンスで貢献できてよかった」と自己評価。野崎選手を筆頭に、大庭圭太郎選手は客席に飛び込みながらボールをつなぐなど、ルーズボールへの意識が高かった。試合前に「これまでのいいプレーの映像を見せてもらった。泥臭い部分とかこれだけできるんだから、スタンダードにやらないといけないと話していた。体現できてよかった」と振り返った。

 今季のホーム最終戦となる今節。試合前にはゼネラルマネジャーから「最後の青学になるが気負わずに、勝ち負けも大事だが、それ以上にファンを喜ばせよう」と話があったことを明かした野崎選手。「勝ってよかったし、ファンの皆さんを喜ばせられたと思う」と勝利を喜んだ。

 26日は同記念館最後の試合となる。野崎選手は、大学時代に同館で試合を行った思い出にも触れつつ、「勝利で締めくくりたい」と闘志を燃やす。マルティッチHCは今季57試合を「楽だった試合は2試合もないと思う」と表現し、「苦戦するだろうし、戦い集中しなくてはいけない。ファンが本当に素晴らしい応援をしてくれているから、皆やる気が出るはずだ。今シーズンだけでなくて、ここがホームだった10年間ずっと、彼らがどう応援してくれたかを尊重すべきだ」とも。

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