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青山通り沿いで大規模再開発が着工 商業施設やホテルなど整備へ

再開発事業のパース。手前から、今回着工したB街区、ののあおやま、都営住宅

再開発事業のパース。手前から、今回着工したB街区、ののあおやま、都営住宅

 表参道駅近く・青山通り沿いの再開発事業「北青山三丁目地区第一種市街地再開発事業」(港区北青山3)が6月1日、着工した。

「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」の概要

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 東京都が、老朽化した都営住宅団地「青山北町アパート」跡地などで民間の力を活用しながら進めてきた再開発事業「北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト」の一環。事業区域の南西に位置するA街区では、都営住宅を建て替え、高層・集約化(2019年完工)。東京建物が代表企業として出資した青山共創が、複合施設「ののあおやま」(2020年完工)を手がけた。

 今回着工したB街区は、事業区域の北東に位置する約2.9ヘクタール。施行者は都市再生機構で、東京建物と東急不動産が事業パートナーとして携わる。

 新設する建物の階層は、B-1街区=地上38階地下2階(高さ約180メートル)。B-2街区=地上3階地下2階(高さ約20メートル)。延べ床面積は、B-1街区=約17万8000平方メートル、B-2街区=約2000平方メートル。

 外構部には、A街区を含めて約1ヘクタールの樹林帯を整備。現地の生態調査や文献による環境調査を行い、同エリア「特有の」自然環境を把握した上で、在来種を基本とした植栽計画を行っている。

 B-1街区の中低層部は、建築家・谷口吉生さん(谷口建設設計事務所)がデザイン監修を担当。同事業の基本理念「自然回帰」を基に、緑や自然光、風などを五感で感じられる「環境としての建築」を目指す。青山通りに面したファサードは、透過性のあるすだれの設えとラインで構成。オフィスエントランスに続く出入り口部分には、門型のフレーム状の構造を採用する。低層部には青山通りと樹林帯を結ぶ貫通通路を設け、3層吹き抜けのアトリウムやスカイライト(天窓)を備える予定。

 B-1街区は、高層棟と公共施設棟で構成。公益施設棟の地下1階~地上1階には港区のスポーツ施設を整備し、地上2階が商業施設の一部となる。

 地階に駐車場を設ける高層棟は、地上1階~地上3階が樹林帯を臨むテラスを備えた飲食店舗や物販店舗などで構成する商業施設となる。「文化的な交流や創造が生まれる」空間として、1階には樹林帯に面するイベント広場を作る。2階には約180人収容可能な多目的スタジオや、ギャラリーを設ける。3階には会員制のライブラリーラウンジなどを開設予定。3階~6階には、「スモールラグジュアリー」ホテルを整備。樹林帯を臨むバルコニー付きの客室や、宿泊者以外も使えるレストランやフィットネスエリアなどを導入予定。

 3階~37階は事務所で、4階にはオフィス入居者の利用者を想定して、テラスやキッチンなどを用意するラウンジ空間を整備。5階には貸し会議室やレンタルオフィスを設ける。基準階(7階~37階)は1フロア約2800平方メートル~3100平方メートル。7階~10階にはバルコニー付きの小割り区画なども設ける計画。

 B-2街区は商業施設。地下2階~地下1階に駐車場を設け、地上1階~地上3階が商業エリアとなる。

 2030年完工予定。

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