ユナイテッドアローズ(渋谷区神宮前3)は、10月1日付けで持株会社体制に移行し商号をTABAYAホールディングスに変更する。5月11日に明らかにした。
ユナイテッドアローズは、1989年10月に裏原宿エリアの明治通り近くで創業。パリのブティック「マリナ・ド・ブルボン」の国内展開に関する代行業務に始まり、1990(平成2)年に1号店となる「ユナイテッドアローズ渋谷店」を明治通り沿いにオープン。ビジネス・カジュアルウエアや生活雑貨などを扱う「ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング」などの自社ブランドに加え、NY発「ステーブン・アラン」、韓国発「NICE WEATHER」なども展開している。
同グループが2032 年までに達成を目指す長期ビジョンでは、「高感度・高付加価値」なライフスタイルを提供するため、ファッションを軸にした成長・拡大に加え、アパレル以外の領域にも進出。顧客層の拡大が「不可欠」となる中、より柔軟な経営判断などを実現するため、グループ運営体制が最適と判断し、持株会社体制への移行を決めたという。
新商号にも使われる「TABAYA」は、ユナイテッドアローズが「一つの目標に向かって直進する矢(ARROW)を束ねた(UNITED)もの」という意味を持つことから名づけた造語。昨年4月には、原宿の本店を全館リニューアルして「TABAYA United Arrows」(神宮前3)をオープンしている。
移行に向け今月11日、4月1日に設立した100%子会社のユナイテッドアローズ(千駄ヶ谷1)と吸収分割契約を締結。分割する事業は同社に継承し、既存事業の成長や事業領域拡大に取り組む。TABAYAホールディングスは引き続き上場を維持し、M&Aを含む多角化やグループ経営の高度化、ガバナンスの強化などを目指す。