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「山の手空襲」から81年 表参道の記念碑で地元小中学生らが献花

表参道の記念碑「和をのぞむ」を囲み祈りをささげる地元の小中学生ら

表参道の記念碑「和をのぞむ」を囲み祈りをささげる地元の小中学生ら

 表参道周辺を中心に一面が焼け野原になった「山の手空襲」から5月25日で81年を迎え、表参道沿いに立てられた記念碑「和をのぞむ」で地域の小中学生らが献花を行った。

記念碑に花を手向ける地元住民ら

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 山の手空襲では、1945(昭和20)年5月25日の夜から翌26日未明にかけて、米軍による大規模な爆撃があり、当時「芝区」「麻布区」「赤坂区」だった現在の港区周辺でも多くの犠牲者が出た。港区は、区政60周年に当たる2007(平成19)年、戦災で亡くなった人々を悼み、平和を願う同記念碑を、表参道交差点近くに建立した。献花は市民団体が中心となり、2020年から毎年この日に行われている。

 日差しが照りつける午後、式典では清家愛港区長や、市民団体「山の手空襲を語りつぐ集い実行委員会」のスタッフらがあいさつ。港区立青南小学校と青山中学校、青山学院初等部の児童らも集まり、記念碑に向かって手を合わせた。それぞれが自由に花を手向けたほか、児童たちによる聖歌や校歌の澄んだ歌声も響いた。

 空襲時、15歳だったという山形美智子さんは「皆さんの力で、戦争をなくしてくださいね」と、空襲体験者として未来ある若者に力強く呼びかけた。泉宏さんも「火と煙の中で逃げ回った」と当時を振り返りながら、「青山の地で昔どういうことがあったか、知っておいてもらいたい」と呼びかけた。中村道子さんは「戦争がどれほど怖いものだったか。二度と戦争をしてはいけない。皆さんも『戦争は嫌だ』と思ってほしい」と平和を願った。

 記念碑には、式典後も地元住民や表参道に訪れた親子などが次々と花を手向けていた。

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