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渋谷パルコで彫刻家・金巻芳俊さん個展 俳優・山田杏奈さんモデルの作品も

360度異なる表情の女性「呼氣カプリス」

360度異なる表情の女性「呼氣カプリス」

 彫刻家・金巻芳俊さんの個展「金巻芳俊 創発エンティティ」が6月12日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)4階のミュージアム「PARCO MUSEUM TOKYO」で始まる。

俳優・山田杏奈さんがモデルの「眼鏡プリズム」

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 1972(昭和47)年千葉県出身の金巻さんは、多摩美術大学彫刻学科を卒業。「アンビバレンス(相反する感情)」「メメント・モリ(生と死)」をテーマに、「人間とは何か?」という問いを追求した作品を発表している。

 金巻さんは、一つの体に複数の顔や表情が重なり合う現代的な女性の木彫作品などで知られる。作品の「核になっている」アンビバレンスを、「多面多臂像という独自の表現で解釈」し、具現化していると言う。同展では、俳優・山田杏奈さんをモデルにした「眼鏡プリズム」、360度異なる表情の女性「呼氣カプリス」、人体の上半身の骨格標本を持っている男性の「空刻メメント・モリ4」などを展示する。

 金巻さんは、「彫刻作品はそれぞれが独立した『個』でありながら、展示空間の中での配置や距離、光や影の変化、そして鑑賞者がどの位置からどの距離感で見るかによって、まるで感情や気配を持つ誰かや私という存在であるかのように感じられ、新たな意味や印象を生み出される」などとコメント。同展では「単なる彫刻という物質的な形態ではない」と言う作品を通じ、作品同士や鑑賞者との関係性の中から「「より確かな『実在ーエンティティ」が立ち上がることでしょう」などと付け加える。

 今月13日(14時~15時30分)には、金巻さんとクリエーターの川田十夢さんが、同展のタイトルにある「創発」をテーマに対談する。展覧会記念グッズとして、作品をモチーフにしたアクリルスタンドやアクリルキーホルダーなどを販売する。

 開場時間は11時~21時(最終日は18時まで)。入場無料。今月29日まで。

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