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ボルボ、南青山に世界初EV専用ブランドスペース ARコンテンツも

EVが並ぶ施設内

EVが並ぶ施設内

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 スウェーデンの自動車メーカー「ボルボ」のEV(電気自動車)専用ブランド発信拠点「Volvo Studio Tokyo」(港区南青山3、TEL 03-6773-1353)が4月8日、青山通り沿いにオープンする。運営はボルボ・カー・ジャパン(港区)。

青山通り沿いの施設外観

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 ストックホルムやニューヨーク、ミラノなどに続く開設となる「Volvo Studio」。ボルボは2030年までに世界で販売する全新車をEVにする目標を掲げており、ブランドとして初めてEVに特化したショールームとなる。

 敷地面積は491平方メートル。スウェーデンの空・大地・森を表現する店内は、壁面の木材など、青山通りで2017(平成29)年10月~2022年10月に営業していたコンセプトストア「ボルボ スタジオ 青山」の内装素材を再利用。電力は 100%クライメートニュートラル(気候中立)電力で賄う。天井の照明は時間によって色合いが変わり、夜間にはオーロラのように点灯する。

 車を購入する検討がオンラインで完結する人も多いことや、「車のショールーム特有の敷居の高さを払しょく」するため、同所では車の販売は行わない。販売員をはじめ、ブランドやEV、スウェーデンカルチャーに「精通」しているというスタッフ「ブランドアンバサダー」常駐し、案内する。

 拠点内は専用アプリを使って同ブランドのアプリを活用した体験型のコンテンツを用意。アプリを立ち上げて施設内のマーカーをスキャンすると、ボルボ車に搭載されているグーグルのアシスタント機能の案内や、サステナビリティーや歴史に関するクイズなどがAR(拡張現実)で現れる。「バーチャルトリップ」はスクリーンの前に置かれた展示車に乗り込んで体験するコンテンツで、同所のために撮影されたストックホルムの映像(約7分)を見ることができる。

 カフェタイム「フィーカ」という文化を体験できるカフェスペースも併設。ストックホルムのロースター「STOCKHOLM ROAST」のコーヒーを、テーブルウエアブランド「yumiko iihoshi porcelain」のマグで提供する。マグの色は、ボルボの車「アマゾン」から着想を得たブルーを採用している。の同所では、ボルボの車やスウェーデンの「原風景」をイメージしたモニュメントをアプリを通して見ることができる。

 事前予約で同所から約90分の試乗ができるほか、枠が空いていれば来場したその足で短時間の試乗もできる。運転に自信が無い人向けに専用のドライバーも用意する。

 営業時間は12時~19時(土曜・日曜・祝日は10時~)。水曜、第1・第3火曜定休。

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