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表参道にハワイ発パンケーキ「カフェ・カイラ」-スカイツリー近くから移転

「ハワイの朝」をイメージした明るい雰囲気に仕上げた店内

「ハワイの朝」をイメージした明るい雰囲気に仕上げた店内

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 表参道「GYRE(ジャイル)」(渋谷区神宮前5)に12月15日、ハワイアンパンケーキ店「カフェ・カイラ表参道」(TEL 03-6427-1310)がオープンする。経営はイベント企画・運営事業やレストラン事業などを展開するエクシオジャパン(横浜市西区)。

フルーツ4種をトッピングする「カイラオリジナルパンケーキ」(2,000円)

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 2007年、小学校教師だったクリッシー・カイラ・カスティロさんがホノルルで開いたカフェ・カイラ。昨年と今年、ハワイの「ベストブレックファースト賞」を受賞している。国内では今年7月、東京スカイツリーの近くに東京店として初上陸。メディアで取り上げられたことなどから人気が集まり、連日6時から行列ができ、1日の整理券(200枚前後)が開店前に配布終了してしまう日もあったという。住宅街だったことから、行列ができることで近隣住民にも「迷惑をかけていた」。

 当初想定していた以上の反響があったことから移転を決意。2店舗体制の選択肢もあったが、旧店の設備・環境の問題もあり移転というかたちにした。原宿・表参道はパンケーキ店が多く出店する「激戦区」であるが、タイミングや条件などの面で出店を決めたため「特に意識していない」という。

 新店の店舗面積は旧店の約3倍に当たる61.75坪。席数は70席を用意。本店のイメージを引き継いだという店舗は、「ハワイの朝」をイメージし壁面やテーブル・椅子などを淡い色の木材を基調に明るい雰囲気に仕上げた。ベンチ席の背もたれや天井などに、ハワイ州花でもあるハイビスカスのデザインをあしらった。店舗奥の壁面には55インチディスプレー8台を埋め込み、カメラマンが撮影したハワイの写真を基にした映像を流す。海の波や雲、揺れるヤシの葉などをCG処理したもので、5分ごとに変化するほか、朝・昼・夜と時間帯に合わせ変化する。移転に伴いスタッフのユニホームをアロハシャツにするなど「ハワイの演出」を強化した。

 本店と同じメニューを提供。旧店で一番人気だったという、本店と同じレシピで焼き上げるパンケーキ3枚にイチゴやブルーベリー、キャラメリゼしたリンゴ、バナナをトッピングし、ホイップクリームとシロップを添えて提供する「カイラオリジナルパンケーキ」(2,000円、追加パンケーキ1枚400円、3枚900円)や、イングリッシュマフィンにベーコンとポーチドエッグ、カイラさん特製のオランデーズ・ソースをかけた「カイラスペシャルエッグベネディクト」(ハーブローストポテトとサラダ・フルーツ付き、1日60食限定)、ボンレスハムやスパムなど4種から2種を選ぶ肉、チェダーやモッツァレラなど3種から1種を選ぶチーズを卵で包んだ「ミート&チーズオムレツ」などを用意。

 旧店では本店と同じ機械を導入することができず、8月~10月に限定提供していた「カイラオリジナルワッフル」(以上1,900円、追加ワッフル1枚800円)もラインアップ。ワッフルは本店で1番人気のメニューだという。パンケーキ・ワッフル用にフルーツの追加トッピング(200円~450円)、食事メニュー用にアボカド(200円)やベーコン(3枚300円)、パパイア(4分の1サイズ300円)などの追加トッピングも用意する。想定客単価は2,000円弱。

 広報担当の坂上瑛子さんは「より多くの方に来店いただき、ゆったりとした空間でハワイを感じていただけたら。カイラの思いでもある、新鮮でヘルシーな料理を提供していきたい」と話す。

 営業時間は9時~20時(土曜・日曜・祝日は8時~)。休館日はジャイルに準じる。同店では開店から2時間後に行列の長さなどを見て整理券を配布するか決める。

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