「世界1周雑貨バイヤー」決定-ECモール「カラメル」が企画、応募者5千人超

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 オンラインショッピングモール「カラメル」が募集した、世界一周の旅を通して雑貨を買い付ける「世界1周雑貨バイヤー」が2月8日、Sandy(サンディ)さんに決定した。

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 カラメルは「ユーモアと物欲を刺激するショッピングガイド」をコンセプトに、2010年2月現在1万店以上が出店し、欧米の食器や文房具、ハンドメード小物、お取り寄せグルメ、サブカルグッズなど独自性の高い商品を幅広く集めるショッピングモール。GMOインターネットのグループ会社「paperboy&co.」(渋谷区桜丘町)が運営する。

 「『何か楽しいサイトだな』とワクワク感を味わいながら認知していただける企画はないか」(paperboy&co.経営企画室 広報・IRの西岡さん)と、世界1周旅行を通して各地の雑貨を買い付けるバイヤーを募集した同企画。昨年12月からオンラインで募集を始め、約40日の募集期間に5,244人が応募。1月25日に、一般投票ランキング上位者からバイヤー候補者を選出した。

 バイヤー候補に名を挙げたのは、元お笑い芸人で現在オンデマンド放送局を開局する「MEGWIN」さんや、ツイッターで21万人以上からフォローされている「まつゆう」さんなど個性豊かな20人。一般投票では、各応募者がプロフィールページのほか、ブログやツイッターなどでバイヤーへの思いや旅行プランなどを随時更新しながらてアピールした。

 面接審査を経て最終的にバイヤーに選出されたのは、1979(昭和54)年生まれのサンディさん。サンディさんは美術大学を卒業後アメリカへ留学。これまで企業でグラフィックデザインを手がける傍ら、休日はフォトグラファーとして活動。「いつか世界を旅して世界中の写真を撮る」という夢を胸に抱いてきた。同企画には「人生を大きく変えるきっかけになる」とエントリー。投票締め切り前日には渋谷の街頭にかぶり物姿で立つなど精力的なPR活動で票を集め、ランキング13位で面接へ。面接では独自に選んだ世界各地の雑貨と、その雑貨が眠っていそうな場所のリサーチ結果をデザインし、出力・製本して1冊にまとめた「雑貨ノート」を持ち込み、カラメルスタッフを驚かせたという。

 バイヤーを務めるに当たり、サンディさんは「本当に夢のよう。一般人の自分が、こんな大役を担うことにちょっぴりプレッシャーもあるが、勢いとフットワークの軽さと人見知りしない性格で世界中のすてきな雑貨とすてきな人々、風景を皆さまにお届けします」と意気込む。「現地の人と交流しながら、掘り出しが見つかる穴場スポットに買い付けに行きたい。現地の人の笑顔や美しい風景を写真に残しながら旅をしたい」とも。

 サンディさんの買い付け旅行は3月中旬からスタートする。同時に特設サイト「カラメル世界1周雑貨店」も開設を予定。

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