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ハンズ渋谷店、11月で営業終了へ 開業48年、賃貸借契約満了で

「ハンズ渋谷店」外観

「ハンズ渋谷店」外観

 ハンズ渋谷店(渋谷区宇田川町)が11月、営業を終了する。ハンズ(新宿区)が5月25日に発表した。

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 東急不動産の事業として、1976(昭和51)年8月に1号店をオープンした「東急ハンズ」を前身とする「ハンズ」。当時の大量生産・大量消費へのアンチテーゼとして「手を通じて新たな生活文化を創造しよう」をコンセプトに立ち上げられた。渋谷店は3店舗目として1978(昭和53)年9月9日に開業した。

 閉店は、賃貸借契約満了に伴うもの。店が入居するビル「西渋谷東急ビル」は、2013(平成25)年9月に不動産大手ヒューリック(中央区)が買収。東急ハンズは、2022年3月にホームセンター大手のカインズ(埼玉県本庄市)が東急不動産ホールディングス(渋谷区道玄坂1)傘下の東急ハンズを買収し、カインズ傘下となり、屋号も「ハンズ」に変更している。

 渋谷店は、地下1階・地上10階、延べ床面積は約4000坪の大型店としてオープン。1990(平成2)年3月に新館(地上8階)を増床。現在の店舗面積は5494.20平方メートル。井の頭通りとオルガン坂が交わる角地に位置し、坂道を有効活用した構造で、店内は1つの階層をA・B・Cに分けた「スキップフロア」となっているのも特徴。計24フロアが408段の階段でつながっている。

 オープン初日の渋谷店の来店客数は2万5000人で、「渋谷駅からの行列が絶えなかった」という記録も残る。電球は1000種類、彫刻刀はプロユースから子ども用まで3000本を扱うなど、「初めて見る」ような商品などを集めていたという。その後、バラエティーや現在主力のステーショナリー、キッチン用品など、より「生活に密着した」雑貨の取り扱いを始め、「流行の先取り」も意識してきた。

 「ハンズ」は、渋谷駅周辺では駅直結の複合施設「渋谷スクランブルスクエア」(渋谷2)内にも店舗を構えている。

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