1階にカフェ、2階以上のフロアにオフィスが入る複合ビル 「B TRACK(ビートラック)」(渋谷区千駄ヶ谷1)が6月15日、千駄ヶ谷にオープンした。
都心の築古ビルの再生事業を展開するリアルゲイト(千駄ヶ谷3)が手がける 施設で、「 文化創造拠点」に位置付ける。 1969(昭和44)年に完工したビルをリノベーションし、 施設名には、「トレンドが行き交う」原宿や表参道から近いエリアながら、「独自のクラフトマンシップ」を育んできた千駄ヶ谷という「『B面』の文脈」を継承。 エリアの歴史の「軌跡(TRACK)」を未来へつなぐという思いを込めた。
延べ床面積は、6フロアとルーフトップで1505.83平方メートル。1階には8月上旬、スイス発スペシャルティコーヒーブランド「MAME」の東京2店舗目となるロースタリーカフェがオープン予定。店内に焙煎(ばいせん)機を備えるほか、入居者専用特典も用意するという。
2階は共用ラウンジ。造作家具などに加え、小松音響研究所が製作する真空管アンプとスピーカーを内蔵する特注のハイカウンターを設置し、現代美術家cobirdさんが千駄ヶ谷の歴史などから着想を得て制作した同施設オリジナルの作品などを装飾。BGMはクリエーティブ集団「Jazzy Sport」プロデュースの下、施設コンセプト「レコードのB面」の楽曲を中心に、時間や季節に合わせてセレクトする。
オフィスは2階~6階に入り 、プライベートオフィスは27区画(約17平方メートル~130平方メートル超)。6階は「プレミアムSOHO」区画で、床はフローリングに仕上げ、独立した水回りや専用のバルコニーも完備。5階~6階の専有部内を内階段でつなぐメゾネットタイプも用意する。
屋上のルーフトップテラスは共用スペースとなる。施設の改修に伴い解体した鉄骨でパーゴラを作り、「アーカイブ」として活用。テラスにはカウンター席や「ゆったりとした」席などを設ける。
入居者は、専有区画に加え、会議室やフォンブース、ルーフトップなども使える。ラウンジやルーフトップテラスではコミュニティーイベントを開催していくほか、クリエーター向けのサービスとして、同社が東急プラザ表参道「オモカド」(神宮前4)内で運営するシェア型リテール施設「LOCUL」と連携する出店サポートも用意する。