旧東急百貨店本店(渋谷区道玄坂2)跡地の再開発事業「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」の工事現場で、仮囲いを活用したアートプロジェクト「渋谷松濤ウォールギャラリー」が始動した。
東急、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループが設立した不動産開発投資会社L Catterton Real Estate(Lキャタルトン・リアルエステート)、東急百貨店が共同で設立した渋谷西開発特定目的会社を通じて進める同プロジェクト。地下4階~地上34階建ての施設に、商業エリアやホテル、賃貸レジデンスを展開する計画となっている。
渋谷松濤ウォールギャラリーは、再開発地から松濤や富ヶ谷、上原など西側へと広がる一帯を「Shibuya Upper Westエリア」として、同エリアの「文化的土壌」を次世代に継承しようと始めた。渋谷区と渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトが連携し、隣接する文化複合施設「Bunkamura」と、渋谷区立松濤美術館(松濤2)の協力を受けて進める。
旧東急百貨店本店の「記憶」や未来につながる再開発を背景に、「時間の流れ、積み重ね」をテーマに掲げる。7月1日に始まった第1弾は、現在「渋谷ヒカリエ」(渋谷2)9階「ヒカリエホール」で開催されている展覧会「まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険」と連動。日本の女性写真家30人の作品を紹介する同展に出展する写真家・川内倫子さんを起用する。プロジェクトのために夕暮れ時に周辺エリアを撮り下ろした作品を掲出している。
9月30日まで(予定)。