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【世界最大「渋谷ジオラマ」を徹底解剖!】地下5階まで再現・渋谷駅を走る電車やLED4000個の夜景 都市モデラーMAJIRIさんが作る「もう一つの渋谷」

 

 一日に最大約50万人が行き交う渋谷駅前(スクランブル)交差点を中心に、今や日本を象徴する観光名所の一つにもなっている渋谷駅周辺の街並みを、圧倒的な「高密度」空間として凝縮したジオラマが、有明に登場した。アジア最大級のミニチュアミュージアム「スモールワールズTOKYO」(以下スモールワールズ)に6月11日、新エリアとして常設オープンした「渋谷エリア」だ。

 ジオラマを手がけたのは、SNSでも支持を集める都市モデラーMAJIRI(入交優)さん率いる「Cityscape Studio」。入交さんは、当時まだ大学生だった約5~6年前にも、スクランブル交差点をジオラマで再現し、大きな注目を集めた気鋭の都市モデラーだ。

 大規模な再開発が進み、姿を変え続ける渋谷の街を、なぜ今、ミニチュアとして表現したのか。入交さんへの独自インタビューを交えながら、新たな渋谷のジオラマ製作の舞台裏や、ミニチュアの世界にギュッと詰め込んだ「渋谷」の魅力を深掘りする。

80分の1の渋谷ジオラマ、地上から地下5階までを貫く「縦」のスケール感

地上から地下まで「縦」に広がるスケール感が特徴的な「渋谷エリア」

 今回、入交さんが設計したのは、渋谷駅周辺の半径約200メートルほどのエリア。正面向かって中央にスクランブル交差点があり、その奥には渋谷センター街(バスケットボールストリート)や「SHIBUYA109」など、渋谷おなじみの光景が広がる。

 最左端には109、首都高を挟み最右端にはJR新南口があり、センター街は入り口から100メートルもない距離を再現。駅周辺をギュッと凝縮したこの「渋谷エリア」の前に立つと、誰もがまず、その「縦」のサイズ感に圧倒されるだろう。

スクランブル交差点の下は断面になっていて駅の地下をのぞき込むことができる

渋谷駅の地下5階までを再現。ホームや柱に記された文字も精巧なプリントで表現

 ジオラマの中心からやや左側にそびえ立つ「渋谷スクランブルスクエア(東棟)」の模型は、本体の高さだけで2メートル以上、土台の下から数えれば実に3メートルを超えるという、模型の常識を覆すスケール。さらに、視線をスクランブル交差点手前の断面部分に落とすと、渋谷駅の地下空間が広がる。

 「今回のジオラマは、駅で言うと地下5階の東急東横線ホームから地上3階の東京メトロ銀座線まで、渋谷駅の多重構造を断面で見られるようになっています」と入交さんが語る通り、地上を走るJR山手線・埼京線や銀座線ホームをはじめ、東横線・副都心線、半蔵門線・田園都市線が複雑に絡み合う渋谷駅の様子が、実物さながらの構造で再現されている。

渋谷スクランブル交差点のにぎわいも再現。道の奥は絶好のフォトスポットになっている

 すり鉢状の地形になっている渋谷の街には、駅前のエリアに「いろいろなものがギュッと集約されています。だからこそ、魅力をたくさん凝縮できる」と話し、縦に広がる多重構造を楽しめるジオラマは、「恐らく世界初だと思います」と力を込める。

  共同製作として名を連ねる同施設の職人たちが今年1月にわずか2日で組み上げた土台フレームをベースに、地下鉄の基礎が敷かれ、その上に渋谷駅前を象徴するようなストリートの景色が広がっている。

3Dカメラ手に5日間踏査 気鋭モデラーが仕込んだ「縮尺デフォルメ」

MAJIRIさんが和歌山大学に在学中に作った渋谷の模型。こちらもスモールワールズに展示されている

 1998年生まれの入交優さんが「渋谷」のジオラマを作るのは、今回が初めてではない。和歌山大学システム工学部に在学中だった2020年、独学も含め技術を磨いていた入交さんは、150分の1スケールで渋谷スクランブル交差点を再現。SNSで大きな話題となった。

 「当時は和歌山にいてお金もなかったので、現地には一度も行かず、グーグル・ストリートビューなどのネット情報だけを頼りに作っていました(笑)。目黒出身の大学の友人に『次は渋谷を作ってくれ』と言われたのがきっかけだったのですが、それが想像以上に多くの方に届いて、取材をしていただくきっかけにもなりました」

有明「スモールワールズTOKYO」(写真=エントランス)

 その後、一度はスモールワールズに入社しギミック担当のエースとして活躍したものの、自身のユーチューブ活動に専念するため「円満」退社。プロの作家として、昨年12月に「古巣」となるスモールワールズに「常設の渋谷エリアを作りたい」とプレゼンした。

 今回は、学生時代のような画面越しのトレースではない。プレゼンが通った直後から、入交さんは360度カメラを手に、実際に5日間にわたって渋谷の街を徹底的に歩き回った。「マップも見ずに、とにかく自分がまだ見ていないエリア、全ての地下出入り口を網羅しました。昼の顔と夜の顔、両方を撮影して回りました」。

街の息づかいが至る所に感じられる「渋谷エリア」のジオラマ

 そうして集めた膨大なデータを、次にCAD上で3D設計に落とし込んでいく。そこに、都市モデラーとしての入交さんのセンスや編集能力が生かされている。

 「全体のスケールは80分の1ですが、渋谷スクランブルスクエアは今回一番大きなビルであまりにも大きすぎるので、少しサイズを落として110分の1までスケールダウンしています。実際の渋谷とは少し違っていても、パッと見たときに『渋谷だ!』と感じられることを大切にしました」

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LED4000個の夜景、「本物」デザインを踏襲した看板… ディテールに宿るストーリー

「渋谷エリア」の中でもひときわ存在感を放つ渋谷スクランブルスクエアの模型

 今回のジオラマは、製作期間わずか半年という「突貫」スケジュールで製作。再現した全35棟におよぶ渋谷駅周辺のビルの中でも、特に苦心したのが、渋谷スクランブルスクエアの「光の制御」だったという。

 入交さんが今回の渋谷の模型の中でも一棟だけで約1カ月の製作期間を要したという渋谷スクランブルスクエア。駅直結の複合高層施設として2019年11月に開業した同ビルは、高さ約230メートル。45階~46階には展望施設「渋谷スカイ」があり、多くの観光客が訪れる駅前のランドマークの一つだ。

2メートルもの高さがある「渋谷スクランブルスクエア」(写真左奥)

 通常の建築模型では、ビルを光らせる場合に内部に数本の光源を仕込んで全体を明るくするのが一般的だが、入交さんは同ビル一棟だけで3000個ものLEDを使った。「街」全体では4000個を超えるLEDが、ミニチュアの渋谷に交互に訪れる昼と夜のサイクルを、美しく彩る。

 「製作の途中、スクランブルスクエアのLEDの一部が破損して、300個が一気につかなくなる大トラブルがあったんです。全て取り換えた時には本当に気が遠くなりました(笑)。ただ、それも経て3000個のLEDはそれぞれ色も明るさもプログラミングで個別に制御できるように設定しているので、今後はさらに多様な光の演出を加えていく予定です」

渋谷センター街入り口の「大盛堂書店」や、Bリーグチーム「サンロッカーズ」「アルバルク」のフラッグも

店の看板も「そのまま」のデザインをジオラマの中に落とし込んだ

 ディテールへのこだわりは光だけではない。交差点を囲むビル群の壁面を飾る企業名や店名の看板は、あえて実物と同じものを採用した。学生時代に作った渋谷の模型では、看板の部分はデフォルメしたが、当時模型を見た企業側から「むしろリアルな看板のまま変えないでほしかった」という声をもらったと言う。

ビルの屋外広告もジオラマにリアリティーを与えている

 何より、見慣れた看板があるからこそ、街のリアリティーがより増したのが、今回の渋谷エリアだ。「渋谷ツタヤ」が入るビル「QFRONT」や、センター街入り口近くの老舗もんじゃ店「マスダ亭」、外観をリニューアルしたばかりの「マツモトキヨシ」など、リアルな街並みがそこにある。

特徴的な屋根の銀座線ホーム。鉄道模型はHOゲージを採用

 さらに、共同製作者である現役早稲田大学生のモデラー・シクレイズさんも、数カ月を要して駅を作り込んだ。より精密に印刷できるUVプリンターを用いて、ホームの柱の表記やホームドアなどの細部まで再現。

 鉄道模型(HOゲージ)は、3Dプリントでスモールワールズのスタッフが作った車両や、既製品の鉄道模型も走る。山手線(E235系・エンドウ製 とE231系・TOMIX製)、成田エクスプレス(E259系・エンドウ製)、湘南新宿ライン(E231系・TOMIX製)、銀座線(1000系・カツミ製)のほか、東横線(5050系)と田園都市線(5000系)は既存のプラム製の209系キットを改造。現在、副都心線と半蔵門線は、製作を進めている最中で、全てが出そろうと計9種類の車両がジオラマの中を走り回ることになる。

スクランブル交差点の向こう側にはE235系とE231系の山手線が走る

 「実はメンテナンスが大変で、ずっと同じ車両が走り続けるわけではないので、一部休ませる車両もありながら、入れ替わりで走っています」と明かす。電車は、1路線当たり2分ほどで1周回って帰ってくると言う。

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3Dプリンターが可能にした、「渋谷っぽい人」フィギュア5000体

渋谷では日常風景となっているマリカーに乗った外国人観光客の姿も再現

 製作した渋谷エリアの中でも、入交さんが「個人的に気に入っている」と話すのは、山手線の高架下のトンネル内にある自転車置き場。

 「実際の光景を見て、ここに100台以上のミニチュアの自転車を並べたのですが、よく見ると1台だけ自転車を倒しちゃっている人がいるんです。フィギュアを設置したスタッフたちが、あちこちに僕が知らないような小さなストーリーもたくさん仕込んでくれているので、ぜひ探してみてほしいですね」

MAJIRIさんお気に入りの自転車が並ぶ高架下。よく見ると倒れた自転車が…

 ジオラマ全体に配置されたフィギュアの数は、約5000体に上る。当初は1万体ほどを用意しようとしていたが、「置いていくとあまりにも多すぎる。実際にはもっと人が密集しているとは思うのですが、あまり再現しすぎると逆に見てほしいところが見えづらくなると思い、5000体になりました」と話す。

 フィギュアはジオラマと同じ80分の1スケールのSサイズで、施設が備えるスキャナーとフルカラー3Dプリンターで作った。「街なか」には、道路を走るUber Eatsの配達員や「マリカー」を楽しむ外国人観光客、ビルのエントランスから出てくるショッピングバッグを掲げた若者など、多様な人々の姿がある。

5000体にも及ぶフィギュアが渋谷の雑踏をリアルに表現している

 「通常は既製品のフィギュアを買うのですが、割高な上にバリエーションもそこまでないんです。スモールワールズでは3Dプリンターを使って自分のフィギュアを作れるプログラムも人気があり、複数のCGデザイナーがフィギュアのデザインを編集できる体制も整っているので、今回こうした『渋谷っぽい』人たちのフィギュアがたくさん作れました」

吸い殻一つに至るまでこだわった喫煙所

 スクランブル交差点に面したたばこの喫煙所も、「吸い殻まで細かく作ったり、入り口に警備員を配置したり、細かいとこまで作り込んでいます」とも。鉄道模型の中にも「人」が乗っていて、「電車内だけでも、おそらく数百人が乗っています」と明かす。

 自らを「道路オタク」と称する入交さんこだわりのポイントについても、うれしそうに語ってくれた。

渋谷の街を通り抜ける首都高は「渋滞中」

 「僕は首都高が好きなので、今回のジオラマの中でも、首都高はこだわりポイントの一つです。渋谷駅周辺は大橋ジャンクションに向かって渋滞が始まるポイントでもあるので、ちょっとずつ車が詰まっていくように渋滞を表現しました」

 車や電車、フィギュアなどのこうした細かい表現が、ミニチュアの渋谷の街に確かな生命感を吹き込んでいる。

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変化する駅前再開発を新旧ミックス 過去と現在つなぎ走る鉄道模型

ジオラマで表現したJR渋谷駅は、一部が取り壊される前のもの

 渋谷駅周辺は現在、「100年に一度」と呼ばれる大規模再開発の真っただ中にある。日々、通路が変わり、改札が移転し、昨日までの景色も塗り替えられていく。

 今回のジオラマを設計するに当たり、入交さんが取り入れた「デフォルメ」の一つが、時代設定の混在。

 「改めて渋谷を歩くと、駅周辺の構造なども自分が知っているものとは違っていました。未来の完成予想図通りにビルやデッキを全て作ることも考えましたが、今回は『鉄道模型』を楽しんでもらいたいという大きなコンセプトがあり、作り込んだ地下や鉄道の動きが上から隠れて見えなくなってしまうため、地上の構造物はあえてあまり立てないことにしました」

最新のコンコースや駅舎を再現したJR新南口

駅前広場にあった外壁アート「ハチ公ファミリー」も

 そこで、過去と現在の要素を意図的にミックスすることに。山手線のホームは、工事を経て新しくなった現在の島式ホームの位置を採用し、模型としての見やすさを確保。JR新南口も、最新のホームや駅舎を採用した。

ハチ公前広場に設置されていた「東急5000系車両(愛称=青ガエル)」を再現

今年9月に閉店し再開発が計画されている「西武渋谷店」

 一方で、JRハチ公口は旧駅舎の姿を残す。昨年1月~2月にかけて撤去された外壁アート「ハチ公ファミリー」も忠実に再現。駅前広場には、2020年に渋谷の地を離れ、現在は秋田県大館市に移設されている旧東急5000系車両、通称「アオガエル」が置かれている。

まるでビルの上から見下ろしたかのような視点でも楽しめるスクランブル交差点

 さらに、駅前のシンボルだった「三千里薬品」の看板も、多くのファンからの要望を受けて残したと言う。この「記憶のレイヤー」が重なった渋谷の街を、精巧な鉄道模型が走り回るのが、今回のジオラマの醍醐味(だいごみ)でもある。

改札から聞こえてくる「音」にもぜひ耳を傾けてみていただきたい

 電車の停車位置を記す「●号車」という細かい数字に至るまで再現した「ホーム」に耳を澄ますと、電車到着のアナウンスや、著作権の許可も得て実装した本物の駅メロに加え、改札からは通過音も聞こえてくる。入交さんによると、あえて聞き取りにくい小さな音量に設定したのは、「80分の1という実物のスケール感に合わせた」という。

SHIBUYA109(写真左)の中も細かく作り込んでいる

ショッピングの街でもある渋谷に「イケア」(写真左)や「アディダス」(中央)、「SHIBUYA109」などが立ち並ぶ

 SHIBUYA109や「イケア渋谷店」のビル内部は、女性作家の協力により、インテリアや買い物客の姿なども細かく再現し、ビルの断面からも館内の様子がのぞける仕かけとした。「特に女性の中には『ドールハウス』のように模型を楽しむ方も多くいらっしゃいます」と、入交さんはビル内部にまでこだわった理由を説明する。

建築や鉄道ファンだけでなく、渋谷に訪れたことのある人たちそれぞれの思い出を投影できる仕かけが、ここにある。

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ハロウィーンの「着せ替え」や特撮のロケ地にも ミニチュアが広げる「渋谷ジオラマ」の可能性

スクランブル交差点にはよく見るとサムライブルーのユニホームを着た日本サポーターの姿

 オープンしたばかりの渋谷エリアだが、入交さんの視線はすでに「未来」へと向いている。入交さん自身が手がけた作品としては過去最大級のサイズであるのに対し、スモールワールズのエリアとしては「まだ小規模」だと言い、意図的に拡張の余地を残している。

 ジオラマの中で、計7基設けた「屋外ビジョン」の映像や、調節可能なLEDなど、現時点でも変化させられる要素に加え、街の移り変わりや季節にも合わせられる「可変式」の構造も仕込んだ。それが、スクランブル交差点の路面部分だ。

DJポリスも交差点の人々を誘導?!

 サッカー・ワールドカップの開催に合わせ、ジオラマ内のスクランブル交差点には、日本代表のサポーターや、交差点の混乱を避けるための警察車両に乗った「DJポリス」を期間限定で置き、遊び心も利かせた。

 そうした試みを「体験型」企画としても展開できるよう、来館者が自身の姿を3Dスキャンしてオリジナルフィギュアを作れるサービスを活用し、交差点の一部を取り外して「イベント限定」のフィギュアを置くこともできる仕様にした。

道玄坂下方面からスクランブル交差点にかけて。本物さながらの夜景だ

 交差点だけでなく、将来的には電車のヘッドマークや屋外広告を実際のスポンサーやプロモーション枠として運用するビジネス展開も、視野に入れる。

 さらに、本物のスクランブル交差点では不可能な映画やドラマの特撮セットとしての「ロケ地」にも、「ぜひ使っていただきたい」と呼びかけるなど、ミニチュアだからこそできる新たな「メディア価値」としての活用にも期待する。

アクリルなどの仕切りがなく、近づいて写真を撮れるのも同館の魅力の一つ

 「人々の生活が息づくような雰囲気をジオラマに凝縮し、リアルな街の魅力を伝えたい」。そう語る入交さんが作った「もう一つの渋谷」。

 アクリル板など模型を覆う「障壁」がなく、カメラを限界まで近づけて撮影できるのも大きな魅力で、「スマートフォンを逆さに持って、地下の断面から地上を見上げるようなあおりでシャッターを切るのがお勧め」と撮影ポイントも教えてくれた。

自身が手がけた「渋谷エリア」の前で笑顔を見せる都市モデラーのMAJIRIさん

 実際の街のアップデートを追いかけるように進化する「生きたミニチュア」を目指すこのジオラマの「渋谷」が、リアルな渋谷の見え方や歩き方にも、新たな発見を与えてくれそうだ。

■スモールワールズ TOKYO
営業:9時~19時(最終入場は18時)
住所:東京都江東区有明1丁目3ー33 有明物流センター
料金:大人=3,200円、中人(12~17歳)=2,100円、小人(4~11歳)=1,700円 ※3歳以下無料

「スモールワールズ TOKYO」公式ホームページ

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