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営業終了後の東横線渋谷駅をイベント空間に-線路部分はフラット化

現在の東横線渋谷駅のホーム

現在の東横線渋谷駅のホーム

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 東京メトロ副都心線との相互直通運転開始に伴い3月15日の終電で営業を終了する現東急東横線渋谷駅舎跡地が同26日、イベントスペース「SHIBUYA ekiato(エキアト)」として期間限定でオープンする。東急電鉄が1月17日に発表した。

駅舎の「かまぼこ型」の屋根を用いたロゴ

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 同駅は1927(昭和2)年、渋谷-丸子多摩川(現「多摩川」)間の開通に伴い開業し、翌1928(昭和3)年に現在の渋谷-横浜間にあたる区間で営業を開始。現在の駅舎は改良工事を経て1964(昭和39年)に竣工した。

 同スペースのロゴは、東横線のイメージカラーである赤色と、同駅の象徴的な「かまぼこ型」の屋根を組み合わせたものにした。利用有効スペースは、正面口改札から南口に続く階段までの約2350平方メートル。約2000人(有効2000平方メートル想定時)を収容できる。特徴的な「かまぼこ型」の屋根はそのまま残すため、天井高は最高約6.9メートル。駅長室は解体予定のため使えず、線路だった箇所はふたをする形でフラットなスペースにするが、線路箇所の利用希望があれば使える可能性もあるという。

 利用用途は物販や飲食、展示会、コンサートなど幅広く対応。1日の利用料金は、平日=150万円~250万円ほど、休日・祝日=300万円~350万円ほど。企画内容や利用時期により変動する。基本利用時間は9時~21時。1月17日から受け付ける。

 同スペースの運営は5月6日まで。

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