日本野菜ソムリエ協会、「食の安全検定」実施へ-食への不安受け創設

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 日本野菜ソムリエ協会(渋谷区道玄坂1)は9月20日、「食の安全検定」を実施すると発表した。

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 東日本大震災以降、食に関する意識が高まっていることや、不安を持つ人が増えていることから企画した。JAS認定、JGAP認証、品質保証システム構築のコンサルティング・研修などを手掛ける農水産ID(中央区)執行役員の藤井淳生さんを監修に迎えた。

 検定はテーマ別に12科目を用意。「家族のための安全基本学」や食器や冷蔵庫の取り扱いで注意すべき点などを学ぶ「家族のための食卓安心術1」、殺菌と除菌の違い、食中毒を防ぐ方法などを解説する「食中毒から身を守る」、放射性物質やダイオキシン、環境ホルモンなどの物質について本質的に解説する「環境汚染から身を守る」、メディアリテラシーから法制度まで「食の安全を取り巻く社会」を学ぶ「食を取り巻く社会環境学2」、過去の事件・事例を参考に、グループワークを行いながら「食品事件簿」を作る「食品事件簿をつくる」など。

 科目ごとに、テキスト・検定のほか付随するセミナーを用意。検定料はセミナーと検定(テキスト付)で1科目9,450円。検定受験のみ(テキスト付)は1科目6,300円。セミナー講師は藤井さんが務める。

 同協会では現在、ファクスで受け付けを行っているほか、9月26日からホームページや電話での申し込み受け付けも始める。検定試験は来年1月22日を予定。合否発表は1カ月後に郵送で通知する。セミナー日程や申し込み方法などはホームページで確認できる。

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