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渋谷ユーロスペースで「ブラジル映画祭」-日本未公開の8作品一挙上映

「僕のことを話そう」(2009年、ルイス・ヴィラッサ監督)より

「僕のことを話そう」(2009年、ルイス・ヴィラッサ監督)より

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 映画を通してブラジルの魅力を紹介する「ブラジル映画祭2010」が10月9日から、円山町のミニシアター「ユーロスペース」(渋谷区円山町、TEL 03-3461-0212)で開催される。

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 ブラジル文化の認知拡大、両国の文化交流促進などを目的に2005年から始まった同映画祭。東京会場を皮切りに、今年は1カ月にわたり、東京・大阪・浜松・京都の4都市で日本未公開のブラジル映画を一挙に上映する。

 これまで、東京会場は「東京日仏学院」(新宿区)や「表参道ヒルズ」(神宮前)など毎年拠点を移してきた。昨年は9月末で閉館した「渋谷シアターTSUTAYA」で開催し、今年はフロアを変えて同じビル内のユーロスペースでの上映となる。

 初公開されるのは、教育学者でもあり、ブラジル有数のストーリーテラーとして活躍するホベルト・カルロス・ラモスの半生を基にした「僕のことを話そう」(2009年、ルイス・ヴィラッサ監督)、ブラジルでは観客動員数200万人以上を記録した大ヒットコメディー「恋はまぼろし」(2009年、クラウジオ・トッヒス監督)、来年2月にアップリンクでの公開が決定している「名前のない少年、脚のない少女」(2009年、エズミール・フィーリョ監督)など7作品。サッカーを基軸にブラジル人の喜びや情熱を描き出す日本人監督・榑谷美紀さんによるドキュメンタリー「フッチボール・ブラジル」(2009年)も初公開される。

 同実行委員の渡辺桃子さんは「これまで5年やってきて、ブラジル好きの方には毎年足を運んでいただいてる。今回はユーロスペースでの公開なので、コアな映画ファンにも楽しんでもらえれば」と期待を寄せる。

 料金は1プログラムにつき、当日一般=1,500円、当日5回券=6,000円ほか。10月15日まで。

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