表参道で「ブラジル映画祭」-音楽ドキュメンタリーなど12作品公開

「カフンドー ~ジョアォンの奇跡」(2005年)より

「カフンドー ~ジョアォンの奇跡」(2005年)より

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 ブラジルの映画や文化などを紹介する「ブラジル映画祭2008」が10月10日~13日、表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4)本館地下3階「スペース オー」で開催される。

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 今年で4年目を迎える同映画祭は、ブラジル文化の認知拡大、両国の文化交流促進などを目的に開催。日本人のブラジル移住100周年となる今年は、日本未公開作品を含むコメディーや音楽ドキュメンタリーなど計12作品(長編6作品)を上映する。

 長編作品のひとつ「カフンドー ~ジョアォンの奇跡」(2005年)は、宗教のリーダー的存在ジョアォン・デ・カマルゴの生涯を描き、「アフロ文化」と「宗教」という切り口でブラジルをとらえた。昨年「ラテン・グラミー賞」を受賞したブラジルの歌姫、ダニエラ・メルクリさんがオリジナルの主題歌を歌う「歌え、マリア」(2006年)では、ブラジル北東部を舞台に主人公・マリアの恋愛が繰り広げられる。

 ブラジル音楽界で最も重要な歌手のひとりとされる故・カルトーラの人生に迫ったドキュメンタリー映画「カルトーラ ~サンビスタの物語」(2007年)や、ブラジルの人気俳優セルトン・メロさんが「尻フェチ男」を演じるブラックコメディー映画「下水って、匂う。」(2007年)など、幅広いジャンルの多彩な作品がそろう。

 期間中、カフェタイム(15時5分~15時30分)には、短編映画に加え、ボサノバの巨匠アントニオ・カルロス・ジョビンさんらブラジルミュージシャンのビデオクリップを無料上映するほか、映画「歌え、マリア」のフランシスコ・ラマーリョ・ジュニオル監督など、上映作品の監督や俳優をゲストに招き、ブラジル映画についてのトークショーなどを開く。

 料金は1プログラムにつき、前売り=1,300円、当日=1,500円ほか。

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