「ナカタドットネットカフェ」オープンへ-レセプションに中田英寿さん

オープニングレセプションに出席した中田英寿さん

オープニングレセプションに出席した中田英寿さん

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 原宿に4月27日にオープンする「nakata.net cafe(ナカタドットネットカフェ)」(渋谷区神宮前1、TEL 03-5413-3955)のオープニングレセプションが26日に行われ、元サッカー選手・中田英寿さんや南アフリカ共和国大使館のガート・J・グロブラー在日大使らが出席した。

カリモク家具のいすやテーブルを置く店内

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 サニーサイドアップ(千駄ヶ谷4)がマネジメントを手がける中田さんの公式サイト「nakata.net(ナカタドットネット)」から生まれた同カフェは、日韓共同開催となった2002年W杯の際に「ホスピタリティセンター」として東京国際フォーラム(千代田区)にオープンしたのが始まり。2006年ドイツ大会時は「フットボールラウンジ」として現「Ao」(港区北青山3)の場所にオープンした。

 今回のテーマは「Revalue NIPPON(日本再発見)」。現在、農業や伝統文化、地方都市など「日本の魅力に触れる旅」をしているという中田英寿さんが、国内外を通じて感じた「日本の素晴らしさ」を取り入れるほか、旅をしながら見つけた特産品や国産食材などを使ったメニューを提供する。

 レセプションに出席した中田さんは「カフェは3回目のオープンだが、現役じゃないというところもあってどうしようかと(考えた)。これまでワールドカップに直接かかわってきたが、4年前に引退しサッカーとどういう風にかかわっていくかも、これというかたちはない。しかし、これまで2回カフェを開いてきた結果、サッカーはスポーツの枠を超えて支援になったり、多くの人が知り合ったりいろんな影響を与えると感じ、3回目を行う意義があると思った」とし、「ワールドカップがあるから開くので、試合を見るのが一番の目的となるが、それをきっかけに支援や日本の食や文化を広げていくきっかけになると思い、いろんな工夫をした。日本の方だけでなく、海外の方なども集まって文化交流の場となれば。食事やドリンクにかんしても僕が好きでこだわっているものもたくさんあるので、僕自身も来たいと思っている場所になっている」と話した。

 グロブラー在日大使は「皆さんが南アフリカに来られるわけではないので、中田さんらの力によってこのような場所で日本の方々が観戦できるのは、(W杯の)素晴らしさや魅力を分かち合えるということ。本当に素晴らしく思い、ありがたいことと思っている。南アフリカにいらっしゃれない方は、どうぞこちらにお越しください」と来店を呼びかけた。

 店舗面積は約100坪で、約90席を用意。店内には、同カフェに協賛する木製家具メーカー・カリモク家具(本社=愛知県知多郡)が提供するいすやテーブルを置くほか、店内には250インチの大型スクリーンや46インチのモニター4台を設置し、W杯全64試合を上映する。

 メニューは、我那覇畜産やんばる島豚の「しゃぶしゃぶ」(1,350円)や「しょうが焼き丼」(1,000円)、「西さん家のお米と2種類の卵のかけご飯」(1,200円)、「昭ちゃんコロッケ」(200円)、「弓削牧場のフロマージュ・シフォンケーキ」(650円)になどのほか、同カフェに協賛する辰馬本家酒造(兵庫県西宮市)が展開する清酒「白鹿」とコラボによる週替わりの「和膳」(1,000円)や「無農薬野菜の胡麻味噌たれ」(1,300円)など。

 ほかにも、大分県の竹工房「野や~vannier~」(由布市庄司町)の「フラワーベース」(1,600円)、徳島県「一草」(徳島市吉野本町)の「藍染今治ハンドタオル」(1,680円)などの伝統工芸品も販売する。

 営業時間は11時~23時(ワールドカップ放送日は翌7時まで)。7月12日まで。

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