1940年代に作られたギターや国内外のギター職人が手がけたカスタムオーダーのギターなどをそろえるギター専門店「MIKIGAKKI COCO GUITAR SHOP(ミキガッキ・ココ・ギター・ショップ)」(渋谷区代官山町)が6月18日、代官山にオープンした。
同店を経営する三木楽器(大阪市中央区)は創業201年目を迎える老舗で、楽器販売やアフターサービス、音楽教室の運営などを手がけてきた。東京には、御茶の水に2023年4月、ギター専門店「Smalls guitar shop(スモール・ギター・ショップ)」を初出店。代官山店は都内2店舗目となる。東京進出の際に渋谷・代官山エリアでも物件を探していたことや、御茶の水店にギターを持ち込む顧客が多いこともあり、今回、代官山に2店舗目を出店したという。
場所は、八幡通りから一本入ったキャッスルストリート沿いのビルの地下1階。店舗面積は約27坪で、ギターは壁面のみにレイアウトし、ソファを置くなど「ゆっくりと選んでもらえる空間を意識した」(店長の上野義弘さん)と言う。個室としても仕切れる空間も用意した。
店内には、ビンテージを中心に約150本を展示し、ストック含め常時200本を取りそろえる。取り扱うギターは、20万円台から、高い物だと2,000万円台の商品も用意する。米フェンダーの1957年製のエレキギター「ストラトキャスター」(1,990万円)や、米マーティンの1941年製のアコースティックギター「D-28」(価格未定)、米ギブソンの1954年製のアコースティックギター「J-45」(192万5,000円)など。
いわゆるビンテージギターではない、20~30年前に作られたギターも、「同じ木材などが手に入らず廃番になっている商品が多い」(上野さん)ため、値上がりしていると言い、ギブソンの2003年製の「レスポール」(330万円)なども扱っている。
国内外のギター職人やメーカーに発注するカスタムオーダーモデルは、米スティーブ・クラインや、富山の藤井ギターをはじめ、スウェーデンやカナダなどのオーダーモデルも仕入れる。
ギターのほかに、ビンテージや現行商品も含め、アンプやギターケースなども取り扱う。フェンダーのビンテージのツイード素材のギターケース(30万~40万円台)なども希少な品だと言う。
上野さんは「コロナ禍以降、『おうち時間』にギターやウクレレに興味を持つ人が圧倒的に増えた。年代物のギターを、手間をかけてメンテナンスして提供するのが私たちの売り。アフターメンテナンスも受け付ける」と話す。
営業時間は11時~19時。水曜定休。