恵比寿に馬肉料理専門店「馬喰ろう」-馬肉卸直営で価格抑える

田舎の木造民家をイメージした1階店内の様子

田舎の木造民家をイメージした1階店内の様子

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 馬肉卸の「NTC・デリバ」(千葉県鎌ヶ谷市)は昨年12月、恵比寿西口エリアに同社2店舗目の馬刺・馬肉専門店「馬喰ろう」(渋谷区恵比寿西1、TEL 03-5459-8348)をオープンした。

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 東京・神田の1店舗目に続く同店は、田舎の民家をイメージした内装が特徴。席数は40席で、店舗面積は約22坪。店内は、1階がテーブル席で2階が座敷(一部テーブル席)になっている。

 馬肉は、自社の販売ルートを活用し、全国(一部カナダから輸入)からその日に仕入れたものを提供する。料理は桜鍋(1人前、1,280円)をメーンに、馬刺しや盛り合わせなど約70種類を用意。同店「お薦め」メニューは、馬の心臓の大動脈をいためた「馬のたけのこ(大動脈)ネギ塩いため」(680円)や、「特選桜ユッケ」(680円)、「桜ベーコンと彩り野菜のいため物」(780円)など。

 冬は鍋料理、夏は焼き肉料理を中心に馬肉を提供する同店。同社営業部長の沢井さんは「都内で馬肉料理を食べると7,000~8,000円はくだらないが、この店では地方並みの値段で提供できるのが強み」と自信をのぞかせる。同店の客単価は4,000円~4,500円を想定。2月中旬からは、馬ののど軟骨や肺、こうがんなど、一風変わった馬肉料理も黒板メニューとして日替わりで提供する予定。

 アルコールは、馬肉料理に合う銘柄をそろえた28種類の焼酎(400円~)が中心。ビール(550円~)やワイン(グラス、600円~)、カクテル(500円)などを含め約50種類を用意するほか、メニューに載っていない酒もそろえる。

 沢井さんは「秋田や青森など、地方には一般家庭で馬肉を食べる文化が結構残っているが、関東にはないのでその文化を根付かせたい」と意欲をみせ、オープン後の客層については、「想定していた30代前半から50代後半のビジネスマン以外にも、家族連れや女性の方も多く利用している」と話している。

 営業時間は18時~翌4時(土曜は~23時30分)。日曜・祝日定休。

ドロンズ石本さん、恵比寿に「馬焼き肉」店-元相方のアドバイスも(シブヤ経済新聞)NTC・デリバ

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