韓国の大手百貨店グループ「現代百貨店」の大型店舗「THE HYUNDAI(ザ・ヒョンデ)」が7月10日、東急プラザ表参道(渋谷区神宮前4)3階にオープンした。
現代百貨店は、2023年から韓国コンテンツの日本展開事業「THE HYUNDAI GLOBAL」を推進。2024年にはパルコ(神泉町)と戦略的協業に関する基本合意を締結し、渋谷パルコ(宇田川町)にポップアップストアを出店。大阪や愛知などでも限定店を展開し、日本市場の反応やデータなどを蓄積してきた。表参道の店舗は、同事業の戦略拡張の重点施策と位置付ける。
出店場所は、「トレンドを発信する国」と位置付ける日本のなかで、「象徴的な場所」と考え東京に「チャレンジ」。渋谷と原宿を結ぶ場所に位置することや、来街者が多いことなどから表参道エリアに出店した。同階の大部分を占める売り場面積は約140平方メートルで、9区画で構成。ポップアップスペース「POP-UP ICONIC」「POP-UP SQUARE」も設け、韓国のトレンドやカルチャーを発信していく。
限られた売り場で「ザ・ヒョンデらしさを見せられるのか」を考え、さまざまなカテゴリーの中から「人気の高い」ブランドを集積。ザ・ヒョンデのグローバルチーム・チーム長のパク・ドンヨンさんは、2021年にソウルにオープンした「The Hyundai Seoul」の地下2階売り場を担当。DtoCブランドや「コアなファン」がついているブランドなどを誘致し「好評を得た」経験から、「他の百貨店など、どこでも買えるものではなく、ザ・ヒョンデだけの価値を伝えたい」と意欲を見せる。
出店するのは、ファッションブランド「COYSEIO(コイセイオ)」のベーシックスタイルを提案するライン「COYSEIO 038」、バッグやアクセサリーを展開する「HIETA(ヒエタ)」、ブランドロゴの「TC」の金属パーツを付けたアイテムなどを展開するストリートブランド「Thug Club(サグクラブ)」、生クリームをのせる「キャメルコーヒー」(700円)などを提供するコーヒーブランド「Camel Coffee(キャメルコーヒー)」など。アイウエアブランド「DOUBLE LOVERS(ダブルラバーズ)」は、「愛」「視線」がコンセプトで、テンプルなどにハートのストーンをあしらう商品などを展開している。
ヌーベルバーグをオマージュするライフスタイルブランド「rolarola(ロラロラ)」は、各地でのポップアップの反響を踏まえ日本初の常設店を出店。フレンチスタイルなどを好む10~20代をターゲットに、「maison de rola」ロゴをあしらうTシャツなどをラインアップ。オープンに合わせて、日本限定のTシャツやポーチなども用意する。ペンライトなどK-POPアーティストのグッズを扱う「WITHMUU(ウィズミュー)」は、来日公演などに合わせて、取り扱うアーティストグッズを変えていく。日本2号店となるデザイナーバッグブランド「STAND OIL(スタンドオイル)」は、同店限定カラーの「ミオバケットバッグ」も用意する。
パクさんは、「日本の皆さんは韓国文化をたくさん愛してくれている。その愛に恩返しする意味で、サービスやトレンド感のある商品を提供していきたい」と話す。
営業時間は10時~21時。