日本の技術とクリエーターの協業アイテム、渋谷でお披露目-インベーダーゲーム柄の畳など

添島勲商店とFUGAHUMによる国産イ草100%の畳など

添島勲商店とFUGAHUMによる国産イ草100%の畳など

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 渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階クリエーティブスペース「8/(はち)」内のギャラリースペース「CUBE」で3月18日、日本の伝統技術とクリエーターが協業し制作したアイテムを展示する「EN(えん)」が始まった。主催は中小企業基盤整備機構(港区)。

刺しゅう工場「笠盛」とファッションブランド「JUN OKAMOTO」によるアクセサリー

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 同施設9階のホールなどで現在開催中の「メルセデス ベンツ・ファッション・ウィーク東京2014-15A/W」の関連企画。日本の伝統技術とファッション業界に「関わりの深い」クリエーターがコラボし国内外へ発信することで、「ビジネスの拡大」「若年層へのアプローチ」を図る。場内では14のライフスタイル商品を紹介する。

 イ草を使ったインテリアを手掛ける添島勲商店(本社=福岡県大川市)とコレクションブランド「FUGAHUM(ふがはむ)」は、インベーダーゲーム柄の国産イ草100%の畳・タペストリー・マットを発表。伝統的な床材である畳と、インベーダーゲームに「情緒」という共通点を見いだしデザインしたという。1796年創業の有田焼窯「華山」(佐賀県)とライフスタイルプロダクトレーベル「L」は折り紙をテーマにした一輪挿しで、3Dプリンターで出力したひな形を基に作ることで繊細なデザインに仕上げた。

 そのほか、1888(明治21)年創業の帆布メーカー「タケヤリ」(岡山県倉敷市)×いくつかのブランドで構成する「THE UNION」=タケヤリでしか「織ることができない」という厚さの2号帆布を使ったトートバッグ、1877(明治10)年創業の刺しゅう工場「笠盛」(群馬県桐生市)×ファッションブランドJUN OKAMOTO=同ブランド2014-15AWコレクションのテーマ「LUCKY」の文字を取り入れたアクセサリー、ステーショナリーブランドM.SCOOP×花をモチーフにアートやテキスタイルデザインなどを手掛けるクリエーティブスタジオplantica=本物の花を樹脂で閉じ込めたペン立てなどがある。

 開催時間は11時~20時(20日は18時まで)。入場無料。今月20日まで。

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