青山・キラー通りに「サスティナブル」がコンセプトの新ギャラリー

「SUSギャラリー」内観 ©MASAYUKI HAYASHI

「SUSギャラリー」内観 ©MASAYUKI HAYASHI

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 環境やライフスタイルに関わる「サスティナブル(持続可能)」な活動が各方面で注目を浴びる中、4月4日、青山・キラー通り沿いに文字通り「サスティナブル」をコンセプトにしたギャラリー「SUS(サス)ギャラリー」(渋谷区神宮前3、TEL 03-6662-6312)がオープンする。

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 ギャラリーに並ぶのは、室内観賞用にデザインだけでなく排水にも配慮した室内ガーデンファニチャー「limbgreen(リムグリーン)」のオリジナル花器やプロダクトなど。ギャラリー内は、内装をインテリアクリエーターの福田晶子さん、グリーンデザインをリムグリーンの塚田有一さんが、それぞれ手がけた。

 ギャラリー発足は、マーケティング事業などを手がけるインターテクスト(港区)海野裕社長が、新潟県燕市のステンレス加工会社「恒成」と出会ったことがきっかけ。燕市の地元産業であるステンレ産業に休業や廃業が目立ち始めたため、ステンレス素材の存在を消費者に広める必要があったという。

 コンセプトである「サスティナブル」は、ステンレス産業そのものがリサイクル資源活用を核とする「循環型」産業であることから立案したもの。ギャラリー名の「SUS」は、サスティナブルのほか、ステンレスの略号「SUS(=Stainless Used Steal)」も由来となっている。

 ギャラリーでは、ステンレスをモダンに活用した室内ファニチャーを置くことで消費者にアピールするほか、独自ブランドの商品開発にも乗り出す。作品発表や商品展示向けの空間レンタルをはじめ、今後はリムグリーン取締役の塚田さんら参加クリエーターによる企画展やワークショップなども開催予定。

 営業時間は12時~18時。月曜定休。

SUSギャラリー

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