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代官山にキリンのクラフトビール醸造所併設ダイニング 開業迫る

ガラスで仕切ることで客席フロアからブルワリー内を見えるようする

ガラスで仕切ることで客席フロアからブルワリー内を見えるようする

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 代官山駅近くで開発が進む商業施設「LOG ROAD DAIKANYAMA(ログロード代官山)」(渋谷区代官山町)に4月17日、クラフトビールブルワリー併設ダイニング「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(スプリングバレーブルワリー東京)」がオープンする。

ビール6種とそれぞれに合わせたつまみのペアリングセット

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 キリンビール(中野区)が新たに立ち上げたクラフトビールブランド「SPRING VALLEY BREWERY」の製造拠点の一つ。情報発信拠点であり、作り手と飲み手のコミュニティー創造の場を目指す。運営・管理などは100%子会社のスプリングバレーブルワリー行い、店舗の運営はレストラン運営などを手掛けるカーディナル(千代田区)に委託する。

 場所は5棟で構成する同施設の最も代官山駅に近い1号棟。店舗面積は約270坪。席数は1階103席、2階82席、テラス30席の合わせて215席。サーバータップ数は44タップ。客席空間と製造設備の融合を図る店内は、レストラン内からブルワリーがのぞけるガラス窓や、ガラス製仕込み釜、ガラス製発行貯蔵タンクなどを導入することで醸造する様子を見られるようにする。

 同所のブルワリーで作るクラフトビールを提供する同店。通年で提供するのは、フルーティーでフローラルな特徴を持つ北米産ホップ「BRAVO」を使う同ブランドを象徴する「496」、外皮を取り除いた麦芽を使う濃色黒ビール「Afterdark」、ユズやサンショウなどの和素材を使うホワイトビール「Daydream」など6種(380ミリ前後=680円前後を想定)。オープン記念として、キリンの試験醸造の1万回目でできたビールを進化させた「First Crossing~一号踏切~」も限定提供する。

 フードは、通常の3倍という900度のブロイラーオーブンで焼き上げるグリルや、食材に合わせて薫製の温度と時間を変える自家製スモーク、契約農家の野菜を使うサラダなどを予定。

 同所では体験コンテンツも用意。ビール6種のテイスティングと各ビールに合わせたつまみのペアリング、独自のサーバー「ビアインフューザー」でホップやフルーツなどの自然素材にビールを通して香りや風味を付けるビールのカスタマイズ、ブルワリーツアーなど。

 営業時間は8時~24時(日曜・祝日は22時まで、いずれもテラス席は21時まで、初日は11時~)。

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