「青山屋台」が15日で閉店-希望者に屋台譲渡も

「屋台」をそのまま持ち込んだビル2階の店内

「屋台」をそのまま持ち込んだビル2階の店内

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 2002年から営業を続けていた「青山屋台」(渋谷区渋谷2、TEL 090-3579-2957)が9月15日、閉店する。

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 青山通り・国連大学前で屋台営業を続けていた同店主人の笠原さんは、昨年10月、青山通り近くのビル2階にある約15坪のスペースを借り、屋台をそのまま持ち込む形で営業を続けてきた。同店は、都心部では希少性の高いプレミア焼酎を味わえるほか、大山地鶏を備長炭で焼き上げた焼き鳥やおでんなどのメニューを提供することで、固定客を中心に高い支持を集めていた。笠原さんは、週末には新木場のクラブ「ageHa」に出店しているほか、今年はフジロックフェスティバル会場にも屋台を出している。

 閉店の理由について笠原さんは、「吉祥寺の小さな物件で店をやることになったため」と話す。年内にオープンを予定している吉祥寺の新店舗では「屋台では限界のあった魚や焼き鳥などの料理に力を入れていきたい」という。店名は現在「思案中」。閉店後は、新店舗オープンに伴い青山で使用していた「屋台」が不要になるため、希望者がいれば相談の上、譲渡したいとのこと。青山閉店後、吉祥寺店開店までの間、「ageHa」への出店は続ける。

 「飲み続けられるのが良い焼酎」と話す笠原さんが好きな焼酎のベスト3は、「八幡」(高良酒造)、「なかむら」(中村酒造場)、「いも麹 芋」(国分酒造協業組合、順不同)。笠原さんは青山での営業を振り返り、「楽しくやらせていただきました。ありがとうございました」と話してくれた。(写真=店内)

青山屋台

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