渋谷・百軒店に上海ローカルフード「焼き小龍包」テークアウト店

上海のローカルフード・焼き小龍包専門館「上海生煎館」。ファサードは黄色や赤を基調に「上海らしさ、本場感」を演出した

上海のローカルフード・焼き小龍包専門館「上海生煎館」。ファサードは黄色や赤を基調に「上海らしさ、本場感」を演出した

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 渋谷・百軒店に2月14日、上海市民のローカルフードとして知られる焼き小龍包の専門店「上海生煎(シェンチェン)館」(渋谷区道玄坂2、TEL 090-4363-8587)がオープンした。経営は上海フーズ(同)。

肉あんを包んで蒸し焼きに

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 出店は、店長の小松信行さんらが上海を訪れた際、上海市民の朝食としても親しまれている焼き小龍包「生煎」に出会って「味にほれた」ことがきっかけ。見た目は小籠包とほぼ同じだが、中にはジューシーな肉あんと熱々のスープが入り、大きな鉄板で焼いた皮の下部はクリスピー、蒸し焼きした上部はモチモチとした食感が特徴。

 オープンに当たって、上海の生煎専門店を数店舗回りながら「修行した」と小松さん。アドバイスなどを基に、「日本人向けにアレンジ」したオリジナルの皮や具を作り上げた。「(日本では)少し前まで『生煎専門店』はあまり知られていなかった。今では中国の文化、食べ物なども知られてきているので、このタイミングでの出店が良いと考えた」。

 テークアウト専門の同店の店舗面積は約2坪。黄色や赤を基調に「上海らしさ、本場感」を演出。メニューは生煎のみで、4個入り=400円、6個入り=600円を用意。「味は付いている」が、要望があれば「黒酢」も提供する。

 渋谷での出店については、「新業態でも受け入れてくれる街。この街にくる人も多いが、出て行く人も多い。だから認知度向上には良い場所」と話し、これまで「20~30代の近隣企業に勤めている方を中心に来店いただいている。男性の方が多いと思っていたが、現在のところ6:4で女性の方が多い。リピーターの方や友人・同僚へのお土産として購入していただくことも」とも。

 営業時間は11時30分~22時。

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