富士重工業本社が入るエビススバルビル（渋谷区恵比寿1）1階に8月26日、スバルのショールーム「スタースクエア」（TEL 03-6447-8880）がオープンした。

隣接して出店するタリーズコーヒー

　今月18日に新宿から移転した同社。ショールームの面積は574平方メートル、天井高は約7.5メートル。南北の壁面をガラススクリーンで囲われた空間で、天井などには、「疾走感・躍動感」をモチーフにした水平方向のパターンを採用。店内には224インチの大型ビジョンや、ブランドヒストリーやモータースポーツなどに関する情報を紹介するサイネージも配置する。

　オープン時は、今月25日に発売したスポーツセダン「WRX」の新型車を中心に、6月に発売したポーツツアラー「レヴォーグ」、ハイブリッドカー「XV HYBRID」など屋外2台、屋内11台を展示している。

　WRXの新車種「S4」（334万8,000円または356万4,000円、月間販売目標400台）は、運転支援システム「アイサイト（バージョン3）」を同シリーズ初搭載するなど、「スポーツパフォーマンス」を、より広いユーザーに向けて提案する。7年ぶりにフルモデルチェンジした新型「STI」（379万800円または411万4,800円、同250台）も登場した。

　同所ではイベントも行っていく。今月31日には、「BRZ GT300」が参戦する自動車レース「SUPER GT」第6戦のパブリックビューイングを実施予定。定員は約100人。開催時間は11時30分からレース終了まで。

　営業時間は10時～19時。同フロアにはタリーズコーヒー（7時30分～2１時、土曜・日曜・祝日は8時～20時）が出店しているほか、販売店「東京スバル恵比寿」も9月4日にオープン予定。メーカーのショールームでありながら商談にも対応する。地下1階には整備工場も備える。