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モス子会社、渋谷に新業態1号店「麺菜厨房ともす」-麺・スープご飯主力に

新業態1号店となる渋谷文化村通り店の外観

新業態1号店となる渋谷文化村通り店の外観

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 渋谷・松濤郵便局前交差点近くに7月5日、麺と野菜の店「麺菜厨房ともす 渋谷文化村通り店」(渋谷区道玄坂2、TEL 03-3461-3848)がオープンした。経営はモスフードサービス(品川区)の子会社トモス(同)。

明るいウッド調を基調にした店内

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 同社はモスバーガーグループの中華部門を担うラーメン業態「ちりめん亭」を1986(昭和61)年に出店し、現在44店舗を展開している。新業態となる同店のコンセプトは「野菜をおいしく、たっぷり食べられる『スープ麺』と『スープご飯』の店」。約3100の協力農家による農薬や化学肥料に「極力頼らない」方法で生産された野菜を中心にしたメニュー構成で、「健康を意識する」人をターゲットに据える。

 店舗面積は12坪。席数はカウンターのみで12席を用意。女性客が1人でも来店しやすいよう、店内は明るいウッド調を基調に「落ち着いて食事ができる空間」「ぬくもりのある雰囲気」に仕上げた。

 メニューは、鶏・豚・香味野菜で炊いたガラスープに、牛コラーゲン(ゼラチン)を加えたオリジナルスープをベースに、6種の野菜などをトッピングし、全粒粉麺を使った「野菜たっぷり麺(塩味)」や、オリジナルスープに十六穀米と、6種の野菜を載せた「野菜たっぷりスープごはん(ピリ辛)」(以上850円)などのほか、全粒粉麺・十六穀米のいずれか、スープ(塩・しょうゆ・ピリ辛・トマトの4種)、量(65グラム400円~260グラム700円の4段階)のほか、カボチャやニンジン、パプリカ、オクラ、豆もやし、プチトマト(以上120円)、味玉、キムチ(以上100円)などトッピングを選べるカスタマイズメニューも用意。提供する鍋には土鍋を使い、温かさが持続するようにする。

 そのほか、「しりしりンンジンのチャンプルー」(380円、ハーフ280円)や「カロテンたっぷり蒸し野菜」(580円)、「野菜ソムリエの選んだピクルス」(280円)などのアラカルト、生ビール(380円)、グラスワイン(380円)、ウーロン茶(280円)などのドリンクもそろえる。客単価は1,000円。

 営業時間は11時~翌4時(金曜・土曜は翌6時まで)。目標月商は500万円。同社は今後、顧客層や販売状況・メニューなどの分析を進め、年内中に3店の出店を目指す。

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