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表参道イルミネーション、7年ぶりに全域で点灯 式に吉瀬美智子さん

7年ぶりに全域となる1.1キロにイルミネーションが点灯した表参道

7年ぶりに全域となる1.1キロにイルミネーションが点灯した表参道

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 表参道のケヤキ並木のイルミネーションが11月30日、点灯した。主催は商店街振興組合原宿表参道欅会。

ケヤキ150本や低木にLED電球約90万球を装飾

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 1991年に約300メートルの規模で試験的に始まり、翌1992年から本格的に行われている同所のイルミネーション。以降毎年行われていたが、見物客に対する周辺住民の不満などから1998年に中止。2009年に復活するも2012年にはスポンサーが付かず低木のみの装飾となったが、2014年以降は協賛が集まりケヤキも点灯している。

 東日本大震災が起きた2011年、節電を考慮し装飾する区間やLED電球の数を減らしてイルミネーションを点灯。以降、神宮前交差点から神宮前第二歩道橋までの約500メートルのケヤキ約100本などにLED電球約50万球を装飾していたが、今回、2020年に開催される東京五輪・パラリンピックが開催に向け「今一度見てほしい」と、表参道全域でのライトアップを決めた。今回の点灯にはLED電球の購入費や設置費、警備費などを含めて8,000万円弱が掛かっている。

 イルミネーションの点灯は、青山通りとぶつかる表参道交差点から原宿駅前の神宮橋交差点までの1.1キロのケヤキ150本と低木に、シャンパンゴールド色のLED約90万球を装飾した。

 初日には点灯式を実施。商店街振興組合原宿表参道欅会の松井誠一理事長と長谷部健渋谷区長は7年ぶりの全域点灯に「うれしくてたまらない」と笑顔を浮かべ、同エリア出身の長谷部区長は「小さいころからずっと見てきているが、地元の人間としてもこのイルミネーションは誇り」と話した。

 式には女優の吉瀬美智子さんも登場。表参道は「地元・福岡から上京するきっかけになった街」と言い、同所のイルミネーションは「主人と(付き合っているころに)ドライブしながら車の中から見るなど、こっそり通っていた」ことから、「変装しないでこのイルミネーションを見られるのは新鮮」と笑顔を見せた。

 点灯時間は日没~22時。12月25日まで(低木は2018年1月8日まで)。点灯時間中はエリアの歩道橋は通行禁止となる。

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