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岡本太郎記念館で「TARO賞」受賞作家新作展示 大砲のような「ポン菓子機」

大砲のような「ポン菓子機」

大砲のような「ポン菓子機」

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 岡本太郎記念館(港区南青山6、TEL 03-3406-0801)で現在、「第18回岡本太郎現代芸術賞受賞(通称『TARO』賞)作家特別展示」が行われている。

岡本太郎の作品と縄文土器を一緒に展示する縄文展も同時開催

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 1996年、岡本太郎が亡くなった直後に創設された「岡本太郎記念現代芸術大賞(2006年に現『岡本太郎現代芸術賞』に改称)」は、岡本太郎の遺志を継ぎ「『時代を創造する者は誰か』を問う」賞。岡本太郎記念現代芸術振興財団(同)と川崎市岡本太郎美術館(川崎市)が主催している。

 昨年TARO賞を受けた現代アートユニット「Yotta(ヨタ)」は、木崎公隆さんと山脇弘道さんによるユニットで、現在は自分たちのアイデンティティーを顧みる「イッテキマス NIPPON」シリーズを制作している。

 会場に展示するのは、新作インスタレーション「吉報の夜明け」。大砲のようにも見える「ポン菓子機」や絵画などが並ぶ。7月1日にはyottaのトークショーを予定している(事前予約制)。

 館内では併せて、「生きる尊厳-岡本太郎の縄文-」展も開催している。岡本太郎作品と縄文土器を同じ空間で展示する同館初の試みで、国学院大学博物館学学芸員・石井匠さんキュレーションの下、岡本の油彩と同博物館所蔵の縄文土器計約21点を展示している。

  開館時間は10時~18時(入館は30分前まで)。火曜休館(祝日の場合は開館、11月26日は臨時休館)。入館料は、一般=620円、小学生=310円ほか。7月3日まで。

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