「newsDELI」などの飲食店経営やブライダル施設運営などを手がけるサンライズジャパン（渋谷区南平台町）は9月18日、恵比寿に「メジャーボールベースボール（以下MLB）」をテーマとした世界初のオフィシャルレストラン施設「MLB cafe TOKYO」（恵比寿4、TEL 03-3448-8900）をオープンした。出店は、米国メジャーリーグベースボールプロパティーズとの独占ライセンス権契約に基づくもの。

「MLB cafe TOKYO」外観（日中撮影）

　恵比寿ガーデンプレイス内サッポロビール本社前に位置する同施設の延べ床面積は約624坪。カフェ、メーンダイニング、VIPフロアから成るA棟と、チャペルや同施設オリジナルグッズを販売するショップなどから成るB棟、両棟の間のオープンガーデンエリアで構成される。

　1階のカフェ「FIELD CAFE 66」には66席を用意。クラシックスタイルの店内では、壁面に「野球の神様」ベーブ・ルースなどMLB関連の写真をディスプレーする。2階の「DIAMOND CLUB RESTAURANT」は166席を用意。上部壁面には360度、最大800インチ相当のモニターと5.1チャンネル対応の音響設備を備えた。今後、MLBのライブ中継やビデオ上映なども予定する。3階のVIPフロアは白を基調とした空間に34席を用意。シャンデリアを設置するなど「高級感ある」スペースを展開する。

　B棟3階には壁面緑化を取り入れたチャペルを設けた。新郎・新婦の控え室も備える。同2階はブライダルサロンとし、ウエディングに向けた打ち合わせや衣装合わせなどに対応。1階には米アイウエアブランド「オークリー」も出店する。

　同施設のグランドシェフには、チャペル付きレストランウエディング「アンジェパティオ」（南平台町）の統括責任者を務めるシェフ・長坂将志さんを起用。MLBの球場で提供するメニューやMLB30球団が拠点とする地域の素材を使用した料理などを提供する。

　営業時間は11時～24時。2階・3階は今月28日のオープンを予定する。