
渋谷・公園通り沿いに5月2日、カフェ「24/7 coffee&roaster」(渋谷区神南1、TEL 03-6455-0920)がオープンした。経営は飲食店経営などを手掛ける商業藝術(代官山町)。
トーキョーワンダーサイト渋谷(以下TWS)に併設するアートカフェとなる同店。同所ではかねて同社がカフェ「クラゲ」を展開していたが、TWSの耐震工事に伴い昨年4月末で閉店。リニューアルオープンするにあたり、TWSのコンペで同社が再度選ばれた。
店舗面積は68.5平方メートル。席数は30席ほどを用意。ガラス張りのファサードや木材の床など大部分は「クラゲ」時から変更はないが、一部をレンガ調の壁にしたほか、鉄の椅子を置くなどした。アートカフェとして、絵を飾ったり映像を流したりする。店名の「24/7」は、「いつも・いつでも」を意味する「24 hours a day, 7 days a week」の略語。「いつでも飲みたいコーヒーを提供する」という思いを込めた。
コーヒーに注力する同店。シングルオリジン(単一農園)の豆でエチオピアの「モカ・イルガチェフ」を使う。コーヒーは、「24/7珈琲(コーヒー)」「濃い珈琲」(500円)などを用意。3段階の焙煎(ばいせん)、ハンドドリップで提供する。
フードメニューは「コーヒーに合うもの」をラインアップ。エビやズワイガニ、トマト、ブロッコリーなどが入った「海の幸とトマト」(1,000円)などのサラダ、「牛乳ジェラートと安瀬平ヨーグルトのジュレがけ」(600円)、ホットケーキ(750円~900円)ほか。客単価は1,000円ほど。
小野隆大店長は「世界を変える一杯を提供したい。コーヒーは果実だと思っているので、豆本来のフレッシュさを味わってほしい。コーヒーを飲みながらアートに触れていただき、心が豊かになることで、日々の活力になれば」と話す。
営業時間は10時~23時30分。