代々木公園で「アイラブアイルランド・フェス」 外交樹立60周年記念

会場には飲食や物販など40近くのブースが並ぶ(写真は昨年の様子)

会場には飲食や物販など40近くのブースが並ぶ(写真は昨年の様子)

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 代々木公園イベント広場(渋谷区神南2)で3月18日・19日、「アイラブアイルランド・フェスティバル2017」が開催される。主催は実行委員会と在日アイルランド商工会議所。

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 今月17日のアイルランドにキリスト教を布教したセント・パトリックの命日を祝う「セント・パトリックス・デー」に合わせて開く同フェスは、1992年から開催されているパレードから派生し、2014年に始まった。今年は日本とアイルランドの外交関係樹立60周年を記念して初めて2日開催に拡大し、10万人の来場を目指す。

 今回は、文化、食、自然などに加え、「エコ」と「スポーツーラグビー」を新たなテーマとして取り入れる。場内には40近くのブースが出展。飲食ブースでは、ギネスやキルケニーといったビールや、マグナース(リンゴ酒)、アイリッシュウイスキーなどの飲み物、ラム肉を使うアイリッシュ・シチュー、マッシュポテトと牛肉のミートパイ「シェパーズパイ」などを提供。物販ブースでは、アイルランド直輸入の雑貨や洋服、紅茶・チョコレートなどの食品などがそろう。

 ステージでは、アイリッシュ・ミュージックのインストゥルメンタル・バンド「O′Jizo(オ・ジゾー)」、アイリッシュバンド「Wee Dram(ウィー・ドラム)」、歌手でタレントの松井絵里奈さんらのライブ、故ダイアナ妃の専属デザイナーを16年間勤めたほか、「ブリティッシュ・エアウェイズ」のデザイナーとしても活動するアイルランド人デザイナー、ポール・コステさんのミニファッションショー、ラグビー日本代表の山田章仁選手のトークショー、サイン会・写真撮影会などを予定。

 場内では、タックルの替わりにタッチをする参加無料の「ストリートラグビー」や、代々木公園やその周辺に落ちているゴミを拾い集めることを競う「スポーツGOMI拾い大会」も行う。

 開催に向け、アン・バリントン駐日アイルランド大使は「このフェスティバルは日本で最大規模を誇るアイルランド文化の祭典。アイルランドと日本の外交関係樹立60周年という記念の年において、このフェスティバルは両国の関係を更に強いものにする」とコメント。同フェスを応援する安倍昭恵首相夫人は「(同フェスは)アイルランドの素晴らしさ、日本との友好の深い国という事を認知していただけるイベント。日本とアイルランドがより一層の友好関係へと発展する事を、一日本国民として心より応援している」とも。

 開催時間は、18日=10時~18時、19日=10時~19時。入場無料。雨天決行。

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