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渋谷・青山通りに米発レストラン「ナヴァー」 原宿から移転、契約農家の食材中心に

ムクの国産杉を使ったテーブルなどを配置する店内

ムクの国産杉を使ったテーブルなどを配置する店内

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 渋谷・青山通り沿いに4月21日、米ポートランド発レストラン「navarre(ナヴァー)Tokyo」(渋谷区渋谷2、TEL 03-6450-6341)がオープンした。経営はオーガニッククルー(品川区)で、繊維専門商社「豊島」(名古屋市中区)が出資し運営などに協力している。

青山通り沿いの店舗外観

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 「地域の農家から直送される食材の魅力を、そのままテーブルに届ける」ことをコンセプトに、オーナーシェフのジョン・タボーダさんらが2002年に出店したナヴァー。日本では、2014年に原宿・明治通り沿いのセレクトショップ「niko and...TOKYO」(神宮前6)内にサテライト出店していたが、「本来のポテンシャルや世界観を表現しきれていなかった」(オーガニッククルー森敏社長)ことなどから移転を決意。原宿では20~30代の来店が中心だったが、新店舗では30代後半~50代などの利用も見込む。

 出店地は、多くの人が足を運びやすい場所であることなどから同エリアを選んだ。店舗面積は27.8坪で、席数は40席。インテリアビルダー小泉信一さんが手掛けた店内は、白と木目が基調の「エシカルな空間」。テーブル・カウンター・木棚はムクの国産杉を使い、バーカウンターのスツールやキッチンの鍋かけ、エントランス近くにある野菜庫のラックなどは鉄工職人・杉田龍さんが制作した。

 移転と同時にメニューも一新し、本国のレシピをベースに食材の特徴や特性に合わせたアレンジを加えた料理を提供。タボーダさんが地域の食材を大切にしていることから、渋谷の店舗でも野菜は栃木・千葉・埼玉の農家を中心に契約農家から仕入れる農薬不使用の野菜を使う。

 入荷する食材により変わるランチは、ビーフシチューや野菜の料理、アーモンドとパプリカのチキン煮込みなどのメーン料理とサラダなどのセット3種類(1,100円または1,200円)を用意。ディナーでは、季節野菜のフリッター(S=600円、L=1,200円)、田舎風パテ(同500円、1,500円)、グラタン(同780円、1,560円)、鮮魚の包み焼き(同1,200円、2,400円)、ラムチョップのグリル(同1,400円、2,800円)などをそろえる。ドリンクは35種類以上の自然派・オーガニックワインを中心にラインアップ。客単価は、ランチ=1,200円、ディナー=4,500円を見込む。

 森社長は「日本の農家の方々とタッグを組んで、本国の味・考え方を広げていきたい。スタッフもワインのことや農家の方々の思いなどを、お客さんに伝えていければ」と意欲を見せる。「まずは1人でも多くの方に知っていただき、地域の中のコミュニティーレストランとして使っていただければ」と来店を呼び掛ける。

 貸し切りパーティーにも対応するほか、店内では有機農業やオーガニックワイン、ポートランドについてなどのセミナーや研修も随時開き、食べるだけでなく「学んだり新しいことを知れたりする」店を目指す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~23時。日曜定休。

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