楽器「ディジュリドゥ」の奏者で画家のGOMAさんの個展「ひかりの世界 ―変わる世界、変わらないひかり―」が現在、表参道・青山通りのゴールドウイン(港区北青山3)1階イベントスペースで開催されている。
ゴールドウインは、「感性や内面にも働きかける」体験価値の創出に取り組んでいる。同展は、変化する現代社会において「変わらないもの」の価値を問い直す。サブタイトルの「変わらないひかり」は、来場者にとって自分自身の「感覚や可能性」を見つめ直すきっかけになればと 付けた。
GOMAさんは1998年にオーストラリアで開催されたバルンガディジュリドゥ・コンペティションで準優勝し、ディジュリドゥ奏者として国内外で活動を開始。2009(平成21)年に交通事故に遭い、記憶の一部を失うとともに新しいことを覚えづらくなる高次脳機能障害を負い、後遺症にも見舞われ一時活動を休止。事故の2日後から、それまで経験のなかった点描画を描き始めるようになった。
展覧会のタイトルで、GOMAさんの代表作でもある「ひかりの世界」は、事故の後遺症で意識を失っている時に見た光景で、それを描 き留めるように制作した点描画の作品群となる。同展では、絵画に加えテキスタイル作品も展示。会場全体をインスタレーションとして構成するという。展示数は26点。映像作品を上映するシアターも設ける。
場内には、フレグランスブランド「AHARE」と共同開発した香りを漂わせる。ディジュリドゥの音響を取り入れて作品の世界観に没入できるような演出も行う。
今月23日・28日(各日18時~)にはGOMAさんによるギャラリーツアーを開催。同展のコンセプトや作品の制作背景などを解説する予定。
会場では、GOMAさんの作品の世界観をまとめたアートブック(3,000円)などを販売する。
開催時間は11時~19時(今月18日は16時まで)。入場無料。今月28日まで。