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原宿に商業施設「カスケード原宿」10月開業へ 20~30代に向けた食の空間

開業に向け工事が進む「カスケード原宿」

開業に向け工事が進む「カスケード原宿」

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 原宿駅近くに10月3日、商業施設「CASCADE HARAJUKU(カスケード原宿)」(渋谷区神宮前1)が開業する。事業主はボルテックス(新宿区)、企画・設計はUDS(代々木1)。

施設外観イメージ

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 「URBAN ESCAPE」を開発コンセプトに、ターゲットである都会で働き遊ぶ20~30代が日常的に利用できる食の空間を提案する。店名の「CASCADE」は英語で「階段状に水の落ちる滝」を意味し、建物の形状を表すとともに「水が流れる心地よい空気感のある空間になるように」という思いを込めた。

 場所は表参道から1本入った路地。敷地面積は818.85平方メートル。延べ床面積は地下1階~地上3階の4フロアで1695.59平方メートル。敷地内外を「自然につなぐこと」をテーマに、随所に設置するテラスと植栽が幾重にも重なる開放的な空間を創出。建物中央には4フロアにわたる吹き抜け空間を作り光と風を取り込む。デザインは入居テナントのインテリアが映えるように、「抑えた基調」にしガラス面を大きく取る。高低差のある2本の道に挟まれた立地であることから、通り抜けができる立体的な路地を作ることで回遊性の向上を図る。

 フロア構成は、地下1階~地上2階=飲食・物販、3階=事務所。出店するのは7店舗。地下1階~地上1階の2フロアにわたるモダンメキシカンダイニング「LAS DOS CARAS-MODERN MEXICANO Y TACOS-(ラス ドス カラス-モダンメキシカーノ イ タコス-)」は、同施設内で最大の広さになる。経営はHUGE(目黒区)。タコスやファヒータなどのメキシコ料理、ピッチャーで提供するモヒートなどを提供するという。

 1階には台湾茶カフェ「彩茶房」1号店もオープン。京王電鉄が台湾企業と設立した合弁会社Freshtea Japan(新宿区)が手掛ける1号店で、台湾・中国を中心に店舗展開をするカフェ「freshtea」「happylemon」のメニューや、台湾フードやスイーツを日本人向けにアレンジしたメニューをラインアップ予定。

 2階には、イタリア発老舗ピッツェリア「Pizzeria SPONTINI(スポンティーニ)」(経営はJ-World Diner)と、英発カップケーキ専門店「LOLA’S Cupcakes (ローラズ・カップケーキ)」(同A&S&R)がそれぞれ日本1号店を出店する。

 営業時間は11時~22時(一部店舗により異なる)。

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