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小5編集長の「金岡新聞」、オンリーフリーペーパーでコーナー展開-書籍化で

書籍化を記念して設けられた「金岡新聞」コーナー。手前は書籍化された「金岡新聞」

書籍化を記念して設けられた「金岡新聞」コーナー。手前は書籍化された「金岡新聞」

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 渋谷パルコ・パート1(渋谷区宇田川町)のフリーペーパー専門店「Only Free Paper(オンリーフリーペーパー)」(TEL 03-6416-4422)の一角で現在、和歌山在住の小学5年・金岡睦君が手描きで発行する「金岡新聞」のコーナーが展開されている。

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 2010年1月(当時小学2年)に創刊した「金岡新聞」。友人が折り紙に学校で起こった出来事を「ニュース」として書いているのを見て始めたA4のフリーペーパーで、「金岡新聞社」として編集・発行。金岡君は毎週土曜日を「新聞を書く日」とし、1日かけて作成している。

 記事内容は、誕生日を迎えた人や自宅で収穫した青果、庭に咲いた花などの紹介、運動会や始業式などの学校行事、家族旅行などで、写真や絵のほか、広告欄や天気予報、「編集部から一言」「お詫び」欄などもある。発行は週1回で、現在は150部ほどを発行。新聞は学校に掲示するほか、近隣の「愛読者」にはカラーコピーした同紙を金岡君自らポストに投函(とうかん)している。

 金岡君の友人の母親からの紹介を受け、昨年2月ごろから取り扱いを始めた同店。店頭で配布する分は毎回早い段階でなくなってしまうという。こうした人気を背景に、同店では昨年夏に展覧会を開いた。今回のコーナーは、これまでの紙面をまとめた「金岡新聞」(飛鳥新社)の出版を記念して設けたもの。10号ほどの紙面を展示するほか、同書も販売している。価格は1,470円。

 営業時間は10時~21時。8月中旬までを予定。

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