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渋谷・神山町でコミュニティー活性化イベント-食・アート・地域連携

アメリカで「未来はマニフェスト」をテーマに開催された「OPENfuture」の様子

アメリカで「未来はマニフェスト」をテーマに開催された「OPENfuture」の様子

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 渋谷・神山町で10月25日、食べるアートインスタレーション「OPENharvest」のローンチイベントで食とアートと地域を連携させたコミュニティー活性化イベントが開催される。

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 アメリカのオーガニックレストラン「シェ・パニース」を中心としたシェフたちから生まれた食とアートのプロジェクト「OPEN」。フードディレクターの野村友里さんが同店でゲストシェフとして数カ月働いていたことなどから、今回日本で初開催。イベント開催にあたり、野村さんや空間クリエーティブカンパニー「JTQ」社長でスペースコンポーザーの谷川じゅんじさんらと、食を通じ、永続的な社会環境を考え探求するFoodligth project(目黒区上目黒1)を立ち上げた。

 当日、書店「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」では、カルフォルニアワインを提供するほか、アートキャンディー専門店「PAPABUBBLE渋谷店」はサンフランシスコのコーヒーショップ「FOUR BARREL COFFEE」のコーヒーなどを、フランス料理店「pinion」はイノシシの「カルフォルニアスタイルタコス」を、それぞれ提供。「タイムズ渋谷神山町駐車場」では、現代美術アーティスト栗林隆さんの屋台アート「YATAI TRIP in KAMIYAMA Street」を展開する。料金はチケット制(1つづり500円)。各店で販売する。

 11月2日・3日にはメーンイベントとなる「OPENharvest」が東京都現代美術館(江東区)地下1階のレストラン「content restaurant」で開催される。同店では、「シェ・パニース」のヘッドシェフ、ジェローム・ワーグさんやオークランドのピザレストラン「PIZZAIOLO RESTAURANT」のオーナー、チャーリー・ハロウェルさんや来日したシェフらと、野村さんを中心とした国内のシェフが、今月10日からの来日中に足を運び生産者から集めた国内の食材を使った料理を提供する。1日200人。完全予約制。

 レストラン「IRI」(上原1)では23日・24日にワーグさんやサンフランシスコのレストラン「BAR TRTINE」の元シェフ、クリストファー・クローナ―さんの料理教室(予約制)も開催。

 野村さんは「東京の活気ある都市の一部が、食を通してつながり、人・店・地域がつながっていければ」とし、神山町エリアに関し「渋谷の片隅という立地条件で、新旧の店が点在する希有な商店街。自分たちのできる範囲の規模で繰り広げられている店の空気感もまた一つの魅力であり、それが、人が集まる大事な要素」と話す。

 開催時間は19時~。参加費や予約方法などはイベントホームページで確認できる。

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