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渋谷・246沿いにミュージアム&カフェ 再開発までの土地に期間限定で

店舗外観

店舗外観


 ミュージアムとカフェを併設する「Museum of Imaginary Narrative Arts(MINA)」(渋谷区渋谷3)が4月1日、渋谷・国道246号線(六本木通り)に期間限定オープンする。

展示空間と飲食スペースが一緒になっている店内

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 同所の土地を所有する東急が、現代美術ユニット「L PACK.(エルパック)」と協業する同施設。L PACK.は、東急の大田区池上のまちづくりプロジェクトにも携わった実績がある。

 同プロジェクトは、同所に建っていたビルが耐震性の問題で取り壊しになったことをきっかけにスタート。どのように活用するかを検討したなかで、「まだ色がない」渋谷3丁目エリアに「色を付けて盛り上げられたら」と考えた。周辺に大学や神社があり「学びのポテンシャルがある」ことや、「落ち着いたエリア」であることから「アート」を取り入れた。来街者や学生、近隣住民など幅広い人が利用できる場を目指す。

 「皆で考えられる余白」などの思いを込めて、コンセプトは「架空の美術館」。店名は、土地の要素を取り入れたいと同所の住所「3丁目7番地」を着想源にした「MINA(ミーナ)」が候補に挙がり、MINAを頭文字に「架空の美術館」というコンセプトに合う言葉を当てはめた。

 場所は「渋三広場」として、昨年約2カ月にわたり「DREAMS COME TRUE」が映画上映などをしていたテント型の特設シアター「渋谷 ドリカム シアター」があった区画。敷地面積は169.68平方メートル。延べ床面積は94.77平方メートル。「余白を大事にしている」ことから店内はシンプルに作った。展覧会に合わせてレイアウトを変えられるよう、可動式の家具を中心に設置。席数は展示により異なり、店内で30席前後を用意。テラスにも席を設ける。

 施設内では、L PACK.キュレーションの下、年に4回展覧会を行う。テーマは、コレクション、アーカイブ、保存、修復など、ミュージアムが持つ役割や機能から抽出する。1回目は、オープニングということもあり、「知ってもらう」ためのツールであるミュージアムポスターに焦点を当て、「広告性」と「公共性」を題材にする。

 彫刻家の菅原玄奨さんと現代美術作家のBIENIさん2人の作品を通して、「アートがメディアとして果たし得る役割」を探る。展覧会に合わせて季刊誌「COFFEE TABLE BOOK」を発行。作品の情報やテーマに合わせた特集などに加え、メニュー表にもなっている作りにするという。6月22日まで。

 カフェメニューは、L PAKC.がアトリエで焙煎(ばいせん)する同店オリジナルブレンドの豆「MINAブレンド」をサイフォンで入れるコーヒーや、「M」の文字をかたどるクッキー、「鉄板ナポリタン」、ハヤシライス、プリン、ショートケーキ、レモンケーキ、マドレーヌ、レッドベルベットなどを予定。展覧会に合わせたメニューも提供していく。オープニングは、彫刻とドローイングをイメージしたスープとなる。

 営業時間は11時~22時。5~6年の営業を予定。

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