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渋谷・ファイヤー通りにリユースセレクトショップ「The Sense」

店内の様子

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 リユースセレクトショップ「The Sense渋谷神南店」(渋谷区神南1、TEL 03-6416-4770)が4月19日、渋谷・ファイヤー通りにオープンする。

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 2003(平成15)年に岡山で創業し、ファッションの買い取り・販売を行うベクトル(港区)が手がける同店。約100万点の商品を保有し、売り上げはECが9割以上を占める中、実店舗での販売強化を目指しており、立地やターゲットに合わせて複数のブランドを展開し始めている。

 「The Sense」はハイファッションやデザイナーズ、ストリートといった高価格帯のブランドの商品をセレクトし扱う業態で、時計ブランド「タグ・ホイヤー」のゼネラルマネジャーを務めた経験を持つ向井透さんをクリエーティブディレクターに招きブランディングをしている。

 渋谷神南店は昨年9月に出店した明大前店に続く2店舗目。かつて神南・ファイヤー通りは流行の発信地であったことから、同所から改めてファッションの発信を図ることや、30~60代の男女に加えインバウンド客をターゲットに据えている点、周辺にリユースショップが多いことから買い回りする消費者に見てもらうため同所に出店した。売り場面積は77.56平方メートル。買い取りを行っていることやリユースショップであることを押し出しすぎずに、黒やグレーを基調にシンプルに仕上げる。

 オープン時は、エルメスやシャネル、シュプリーム、イッセイミヤケ、コムデギャルソンなど約15ブランドの商品約500点をラインアップ。定番・アイコニックな商品ではなく、デザイン性などファッション性を意識してセレクトしているという。現状男女それぞれのアイテムを同じくらいの比率で扱う。中心価格は5万円~10万円程度。「ワーク・インプログレス」を掲げ、客からのフィードバックや要望を取り入れながら変化させていく。

 店内に併設するポップアップギャラリー「The Sense Gallery」では、毎月一つのブランドをフィーチャーし商品を集積。豊富な在庫数持つからこそできる取り組みとして、他社との差別化を図る。オープン時には「メゾンマルジェラ」に焦点を当て、足袋をブーツに落とし込んだ「TABI BOOTS」シリーズ、マルタン・マルジェラ期のアイテムなど未使用~アーカイブの約200点を展示・販売する。今月30日まで。

 同社初の試みとして免税サービス(5,000円以上の購入が対象)を導入。現金(日本円)やクレジットカード、Apple Payなどでの決済に応じ、日英仏中の4カ国に対応する対応のスタッフを配置する。

 1週間程度プレオープンしているというが、来店客の約半数は欧米系を中心としたインバウンド客だという。

 営業時間は11時~20時。店頭ではブランド問わず買い取りにも応じる。

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