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龍を描く作家・草場一壽さん、原宿で個展 来年の干支にかけ新作

龍をモチーフにした作品が並ぶ場内

龍をモチーフにした作品が並ぶ場内

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 龍を描く作家・草場一壽(かずひさ)さんの新作個展「~Rainbow Dragon & Dragon Ball~虹龍と宝珠」が現在、原宿・キャットストリートの「BANK GALLERY」(渋谷区神宮前6)で開催されている。

「目玉」の一つとなる「虹龍~宝珠を得たり~」

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 1960(昭和35)年佐賀生まれの草場さん。有田焼の技法を絵画に用いて絵付けと窯入れを10回以上繰り返す焼き物の絵画「陶彩画」で、龍や神話、菩薩などを主なモチーフに作品を手がけている。

 2024年の干支(えと)「辰(たつ)」にかけ、草場さんが描き続けてきた龍をモチーフにした作品をはじめ、神話、菩薩のシリーズなどを展示する。

 「目玉」となるのは「虹色に輝く龍を描きたい」と30年以上試行錯誤を続け今夏完成した「富士に虹龍~希望の地へ~」「虹龍~宝珠を得たり~」。見る角度によって色彩が変わるという。ニュージーランドの部族「ワイタハ族」に語り継がれている子守唄からインスピレーションを受けて今秋描き上げた「龍聖母」も初披露となる。子どもの菩薩「花音」と龍を描いた「夢」「大好き」「目覚め」の連作も新作となる。

 会場では、龍のポストカードセット(2,200円)や2024年のカレンダー(2,000円)などを販売する。

 開催時間は10時~18時。入場無料。12月17日まで。

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