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恵比寿で街歩き企画「おいしいSAKEウォーク」 飲食30店、酒蔵36蔵

参加する酒蔵の酒のイメージ

参加する酒蔵の酒のイメージ

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 街歩きイベント「おしいSAKEウォークin恵比寿2023」が9月10日、恵比寿・代官山・エリアで初開催される。主催はウェブメディア「おいしいSAKE」の運営などを手がけるクロッシング(渋谷区恵比寿西1)などで構成する「恵比寿おいしいSAKEプロジェクト」。

参加飲食店で提供される料理のイメージ

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 同社社長の畔柳伸さんは、東日本大震災を機に飲んだ東北の酒が「日本酒のイメージを覆すおいしさ」だったことから日本酒に興味を持ち、日本酒に特化したスタートアップ企業に入社し利き酒師の資格を取得。2020年に同社を設立し、日本酒を活用したプロモーションやブランディング戦略の立案・企画を手がけてきた。畔柳さんが暮らす街でもある恵比寿はビールの商品名から名付けられた街で、飲食店が多く出店する街としても知られる。同イベントを通じて、あまり日本酒になじみのない若年層や外国人観光客など新しい顧客層への日本酒文化の啓発を行い、飲食店に訪れる機会の創出や日本酒の需要拡大、地域経済の活性化を図る。

 国内各地の酒蔵と同エリアの飲食店が参加し、日本酒とそれに合わせて各店がペアリングした料理などを提供する。参加飲食店は30店、酒蔵は36蔵(飲食店とコラボレーションするのは30蔵)。酒蔵は1蔵3店の飲食店を回り、酒を提供する。参加飲食店は、普段は紹介予約制の日本酒専門店「酒 秀治郎」、純米酒専門のそば居酒屋「八福寿家」、おでんバー「O’denbar うまみ」、イノベーティブイタリアン「サリーヒルズ」、あか牛専門・精肉店直営のレストラン「あか牛精肉販売所」など。

 酒蔵は、県産の米と酵母、地元・八戸の水を仕込み水に使っている八戸酒造(青森)、県伝統の「秋田流長期低温発酵」に基づいた酒造りをする鈴木酒造店(秋田)、地元農家と酒米栽培を推進している米鶴酒造(山形)、完全酵母無添加・生もと造り・オーガニックの原料米・木桶を使った「自然派」日本酒を造るせんきん(栃木)、この蔵でしか扱えないという酒米「弓形穂」を使った酒を造る河武醸造(三重)など。提供する料理や日本酒などの詳細はホームページで公表している。

 料理はキャッシュオンでの提供となるが、日本酒は100種類以上が飲み比べできる「利き酒フリーパス」(前売り券3,600円、当日券4,000円)で提供する。

 恵比寿駅近くのイベント会場「STUDIO VIZZ EBISU」(恵比寿1)にメイン会場を設置。6蔵と2社の酒の試飲を提供し、販売もする。参加各店をオンラインで結びライブ配信を行うほか、12時・14時・15時50分には各店に滞在する酒蔵やスタッフ、参加者らと乾杯する時間を設ける。

 開催時間は12時~16時。

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