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D2Cブランド「カポックノット」、渋谷に初常設店 木の実由来素材でアパレル

店舗で先行予約販売する「エアーラインジャケット」のグレージュカラー

店舗で先行予約販売する「エアーラインジャケット」のグレージュカラー

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 D2Cファッションブランド「KAPOK KNOT(カポックノット)」の旗艦店(TEL 03-6450-6588)が9月17日、渋谷駅近くの複合施設「MIYASHITA PARK」(渋谷区神宮前6)の商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」South 2階にオープンする。経営はKAPOK JAPAN(大阪府)。

店舗イメージ

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 東南アジアに自生する木の実「カポック」を使い開発した素材で商品作りをしている同ブランド。アパレルメーカーの4代目でもある同社社長の深井喜翔さんが立ち上げ、2019年に最初の商品となるコートをクラウドファンディングサービス「Makuake」で販売した。

 これまで、ポップアップショップやイベント出展、予約制のショールームなどで商品を販売してきたが常設店の出店は初めてとなる。

 同店では、定番商品や新作に加え、オープンを記念して「人気」商品の「エアーライトジャケット」(3万8,000円)のグレージュを先行予約販売する。同ジャケットは、リサイクルナイロンとカポックダウンを使うほか、表地はリサイクルナイロンに、裏面に植物由来の樹脂コーティングを施すことで撥水・防風機能を持たせている。2020年に「Makuake」で1,500万円の支援を集めた商品だという。

 素材から衣服ができあがるまでの過程をワークショップ形式で体験できる「KNOT LAB」を、金曜・土曜・日曜・祝日で営業。カポックと他の素材との比較など素材の特徴や、ブランドの取り組み、商品生産におけるトレーサビリティーを紹介する。参加は予約制。

 今月17日・18日には服作りを体験できる企画として、ブランケット作りを行う。参加者がミシンを使って布を縫い付けることで一枚のブランケットに仕上げる。できあがったブランケットは、インドネシアの中綿工場で働く人たちに進呈する。

 営業時間は11時~21時。

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