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渋谷にサステナブルカフェ「haishop cafe」 8割がビーガン対応メニュー

動物性の素材は使わず国産小麦粉や米油、豆乳を使うビーガンクッキー

動物性の素材は使わず国産小麦粉や米油、豆乳を使うビーガンクッキー

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 サステナブルカフェ「haishop cafe渋谷スクランブルスクエア店」(TEL 03-4400-9532)が9月17日、渋谷駅直結の複合施設「渋谷スクランブルスクエア」(渋谷区渋谷2)7階にオープンする。経営はInnovation Design(千代田区)。

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 日本サステイナブル・レストラン協会に加盟し、フードシステム上の調達・環境・社会に配慮した持続可能な飲食店経営を目指す同カフェは、提供するフード・ドリンクの約8割をビーガンメニューで構成。昨年6月から今年2月まで、土産で社会課題の解決を目指す「haishop」を同施設に限定出店していたが、カフェとしての出店を打診され出店を決めた。カフェの出店は横浜店に次ぐ2店舗目となる。

 出店地の渋谷区で行うソーシャルアクションとして、渋谷で暮らし働く障がいのある人が描いた文字や絵を、渋谷で学ぶ学生がフォントやパターンとしてデザインした渋谷区公認のパブリックデータ「シブヤフォント」のアートパネルを店舗に展示。今後は、「シブヤフォント」のデザインを使ったオリジナルグッズの販売も予定している。

 動物性の素材は使わず国産小麦粉や米油、豆乳を使うビーガンクッキー(195円~)のチョコチップ味(240円)は、児童労働の禁止や生産者の安全な労働環境と正当な対価を保証する、フェアトレードのダークチョコレートを使う。ジンジャー味(195円)は千葉県産のショウガを皮ごと使うことで食品ロス削減にもつなげている。地産地消の基準となる半径80キロメートル圏内から調達する季節の野菜や果物、フェアトレードの食材を使うスムージーは、9月はイチジクとマンゴー(1,075円)、梨とアーモンドミルク、きび糖(995円)、ソイバナナ(940円)のほか有機野菜や果物を使う酒類も提供予定。

 そのほか、デリ(100グラム510円)や大豆ミートのビーガンハンバーガー(1,105円)などのフードメニュー、ブレンドコーヒーや紅茶(各455円)、有機オレンジジュース(620円)などのドリンクメニューもラインアップする。

 同店では季節の野菜や果物を使う同店限定のアイスクリームも用意する。オープン時は、規格外のイチゴを使ったアイスクリーム(720円)を、在庫が無くなり次第終了するかたちで販売予定。

 営業時間は10時~21時。

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