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恵比寿ガーデンプレイス・商業棟「センタープラザ」として今秋リニューアル

先行オープンする食品などのフロア「フーディーズガーデン」のイメージ

先行オープンする食品などのフロア「フーディーズガーデン」のイメージ

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 恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)の商業棟が今秋、「センタープラザ」と名称を変えてリニューアルオープンする。

スーパーマーケット「ライフ」の旗艦店「セントラルスクエア」のイメージ

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 1994(平成6)年に開業した恵比寿ガーデンプレイスは、敷地面積は約8万3000平方メートル。オフィスタワーを中心に商業施設やホテル、ミニシアターなどで構成する複合商業施設で、人々のライフスタイルの「多様化が進み、日々変化する日常に新たな価値が求められる」ことから、「暮らす」「働く」「遊ぶ」を融合した「新しい過ごし方」を提案しリニューアルすることを明らかにしていた。

 昨年2月まで恵比寿三越が出店していた区画となるセンタープラザは、地下2階~地上2階の面積約2万2000平方メートル。先駆けて4月15日に食品と生活雑貨のフロア、地下2階「フーディーズガーデン」(約4300平方メートル超)がオープンする。同棟の2階は屋内と外のテラスが「シームレスに」つながる地上2階はワークプレイスになる予定で、地下1階と地上1階の構成は検討中。

 「フーディーズガーデン」という名称には、地域暮らしを支える「食の庭(ガーデン)」、住んでいる人や「フ―ディーズ (食通)」に「食巡り」を楽しんでもらいたいという思いを込めた。スーパーマーケット、フードマーケットを中心に、フラワーショップやドラッグストアなど9店舗を集積する。

 スーパーマーケット「ライフ」は旗艦店となる「セントラルスクエア」を出店。店内に活魚水槽を設置してその場で活け締めする鮮魚の販売は首都圏のライフで初展開となるほか、売り場案内やメニュー提案など消費者の要望に応えるコンシェルジュサービスも導入。東京野菜や有機農産物、恵比寿に本店を構える「猿田彦珈琲(コーヒー)」、渋谷発「CHEESE STAND」、渋谷にオフィスを構える「36チャンバーズ オブ スパイス」などの商品も扱い、オフィスワーカーなども意識し弁当は常時50種類以上をそろえる。

 「デリカテッセン ヤマブキ」は、長野県小諸市で340年以上続くみそブランド「山吹」が手掛ける自家製ハム・ソーセージ専門店で、東京初出店となる。併設するイートインコーナーではコーヒーや生ビール、信州ワイン、ホットドッグや手作りデリ、同店限定のイートインメニューなども提供する。

 生鮮品や直輸入商品など食材をラインアップする「明治屋恵比寿ストアー」では、企業理念の精神を「一層具現化した」店舗として、店内の全てにわたり「上質化を図る」。週替わりなどで展開予定のスイーツを販売する「SEEK IN SWEETS」を初導入し、「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」「資生堂パーラー」「帝国ホテル」「京菓匠 笹屋伊織」「ぎんざ空也 空いろ」など、和洋問わずセレクトし提供する。

 そのほか、焼き肉を使った弁当などを提供する「大阪焼肉・ホルモン ふたご」、オリジナルコーヒー豆30種類や菓子、ワイン、チーズなど世界各地の食材を扱う「カルディ コーヒーファーム」、特に種類を多くそろえるバラなどの切り花をメインに鉢物や関連坂などを扱う「フルーリスト ボンマルシェ」、ドラッグストア「トモズ」、靴やかばんの修理、合い鍵作りなどを行う「ミスターミニット」、製菓製パン材料、和乾物などをラインアップする「トミーズ」も出店する。

 営業時間は未発表。

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