現代美術家・山口真人さんの個展「SELFY」が8月7日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)4階のミュージアム「PARCO MUSEUM TOKYO」で始まる。
1990年代の東京の音楽やファッション、デザインの影響を受けたという山口さん。「トランスリアリティ(現実の向こう側の現実)」をテーマに、セルフィー(自撮り)をする女性を描き、現実とは何かを問い続けている。アパレルブランド「X-girl」のコレクションデザイン、初音ミクとのコラボレーションなどを展開してきた。
「SELFY」シリーズは、「自撮りという行為は、現代における肖像画の到達点ではないか」という問いを軸に、2020年末から手がけているシリーズ。始動5年という節目に開催する同展は、「過去最大規模」となるアーカイブ展。同時に、ストリートカルチャーが根付く渋谷で、自撮り文化を「現代のアート」として再定義し「なぜ今、自撮りなのか」を問いかけるという。
同展では、俳優や歌手などとして活動する池田エライザさんをモデルに描き下ろした新作を初公開するほか、著名人を描いた「歴代の重要作品」を中心に、作品を展示。山口さんが作品制作に使うステンシル(型紙)も公開する。
場内では、山口さんが制作したステンレスシートを使い、来場者が持参したTシャツにスプレーでステンシルを施すワークショップも行う。参加費は1,000円。今月8日(14時~15時30分)には、「旧知の仲」というお笑い芸人のこがけんさんを招いたトークイベントを開く。定員は先着30人。
開催時間は11時~21時(初日は16時まで)。入場料は500円。9月7日まで。