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南青山で短編アニメ「ダム・キーパー」上映 アカデミー賞ノミネート作品

「ダム・キーパー」より

「ダム・キーパー」より

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 南青山の「TOBICHI 2(とびち2)」(港区南青山4)で10月15日、今年の米アカデミー賞にノミネートされた短編アニメーション「ダム・キーパー」の上映が始まる。

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 メガホンを取ったのは、堤大介さんとロバート・コンドウさん。堤さんは1974(昭和49)年東京生まれ。高校卒業後に渡米しイラストレーションを学ぶ。NYの美術大学を首席で卒業後は「アイス・エイジ」(ブルースカイ・スタジオ)のコンセプトアート、「トイ・ストーリー3」(ピクサー)のアートディレクターなどを務めた。昨年、ピクサーでともに働いていたコンドウさんと独立し米国でトンコハウスを設立した。

 2人にとって初監督作品となる同作。英語版はiTunesで販売されているものの、現時点で同作の日本語字幕版を見る手だてがないことから、同所を運営する東京糸井重里事務所が堤さんに依頼し、同所での上映が決まった。

 作品の舞台は、世界が大気汚染に覆われた時代。汚れた空気をダムの外側に追い出す「ダム・キーパー」という仕事をしている豚の少年が主人公。「家族も友達もいない」彼は、学校に転校してきた「絵を描く事が好きで、天真らんまんな」キツネと出会ったことでその後の人生が大きく変わっていく――。上映時間は18分。日本語字幕版での上映となる。

 期間中場内には、同作のグッズショップもオープン。米国内のみで販売していたグッズや、同上映会のために作ったトートバッグ(2種類、1,620円または3,240円)を販売する。

 上映時間は18分。1日8回(土曜・日曜は6回)上映。定員は各回20人。連日11時からグッズショップ内で当日分の整理券を配布する。鑑賞料は100円または1ドル。今月20日まで。

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