渋谷-六本木間の終夜バス、運行終了へ-利用者低下、2カ月前倒し

日ごろ渋谷駅から六本木方面へ運行している都営バス

日ごろ渋谷駅から六本木方面へ運行している都営バス

  •  
  •  

 渋谷駅-六本木駅間で試験的に運行されていた都営バスが10月31日で終了する。東京都が9月29日、発表した。

 猪瀬直樹前都知事が発案した同バスの運行は、都心部の深夜時間帯の交通費利便性、「国際都市」東京の魅力や「都市力」の向上を図り昨年12月から試験的に行っているもの。

[広告]

 平日の深夜(23時、24時台)に運行している深夜01系統(渋谷駅-新橋駅北口)の続行便の位置付けで、金曜深夜(土曜)に4往復(計8便)運行。開始当初の12月は1日平均300人ほどの利用があったが、今年1月以降は75人(1便9人以下)と低下。少ないときには50人ほどまで落ち込んだという。今月の利用(5日・12日)は1日67人ほど。

 夏休み期間に「様子を見た」が、今後需要の拡大が見込めないと判断し運行終了を決定。当初は1年ほどの運行予定だったが、8月末までの段階で270万円ほどの赤字が出ており、このまま継続すると340万円ほどまで膨らむ見通しのため、約2カ月早めることになった。交通局担当者は今後の再運行は「難しい」と見ている。

 ルートは、渋谷駅、渋谷三丁目(六本木駅発のみ停車)、青山学院中等部、南青山七丁目、西麻布、EXシアター六本木(六本木六丁目から改称)、六本木駅。ダイヤは、渋谷駅発=1時10分、2時20分、3時30分、4時40分。六本木駅発=1時40分、2時50分、4時、5時10分。乗り場は渋谷駅西口18番乗り場。

 運賃は現行の深夜バスと同じ420円(小児は210円)。同バス運行終了後も深夜01系統(渋谷駅-新橋駅北口)は変わらず運行する。

  • はてなブックマークに追加
超!シブヤ経済新聞