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表参道ヒルズでミレイヒロキの新作インスタレーション-花の傘200本咲かせる

当日は吹き抜け大階段に花の傘200本を咲かせる。写真=同所に100本のビニール傘の花を咲かせた「100UMBRELLAS」(2007年)の様子

当日は吹き抜け大階段に花の傘200本を咲かせる。写真=同所に100本のビニール傘の花を咲かせた「100UMBRELLAS」(2007年)の様子

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 表参道ヒルズ(渋谷区神宮前4、TEL 03-3497-0310)本館・吹き抜け大階段で5月20日、ミレイヒロキの新作インスタレーション「みれいひろきの花の傘」が開催される。

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 ミレイヒロキは2人のアーティストでありながら1人の芸術家として活動しており、クレヨンを画材とした作風が特徴。2004年に「LOVE&PEACEプロジェクト」を立ち上げ、環境・心などをテーマに作品を制作しているほか、2007年から、表参道ヒルズや渋谷駅前・スクランブル交差点など街をキャンバスに、ビニール傘の使い捨て問題を訴える作品「100UMBRELLAS」を発表。

 東日本大震災から1年が経過した今、アート作品を通じて哀悼の意を伝えるとともに、未来へ向けて「LOVE」のメッセージを発信していくプロジェクトとして同プロジェクトを立ち上げ、第1弾として同所で開催する。

 作品名は「花の傘・LOVE」。骨組みに燃やしても有害なガスが出ない樹脂を使った折り畳み傘を使い、UV加工したオフホワイトの生地に緑=木・森・樹木、青=水・海・氷、ピンク=愛、紫=大気、赤=心、オレンジ=光の意味を持たせた花を描き、「心に花が咲くように」という願いを込める。傘制作は、神南に社名と同名の実店舗を持つレイングッズメーカーのサエラ(港区)が協力した。

 当日は、作曲家・菅野祐悟さんが特別に作曲した「フラワー」をピアノで生演奏する中、2人の手で大階段に200本の傘を配置していく。同プロジェクトは今後、福島や気仙沼、石巻など国内各地で展開し、ニューヨーク・パリなど海外の街をキャンバスに行っていく予定。

 開催時間は13時~と16時~(各回約20分)。観覧無料。同企画に合わせ同施設に募金箱を置き、被災地への支援を募る。募金協力者先着200人にはミレイヒロキの携帯ストラップを進呈する。

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