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渋谷・円山町にカレー店「新村屋」-元サイバーエージェント社員が開く

昼はカレー店、夜はガールズバーとして営業する。写真は社長の新村充さん

昼はカレー店、夜はガールズバーとして営業する。写真は社長の新村充さん

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 渋谷・円山町のランブリングストリートに12月19日、カレー店「新村屋」(渋谷区円山町、TEL 03-3461-3667)がオープンした。経営はニューヴィレッジ(同)。

外観の様子

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 かねてより自身の店を開きたいと考えていた社長の新村充さん。2005年、サイバーエージェント(道玄坂1)に新卒で入社し、社長室勤務を経て2009年に退職。渋谷で「忙しく」働くビジネスマンが「はっちゃけられる場所を」とガールズバー「Love & Joy」を開いた。「新村屋」は同店の、これまで営業をしていなかったランチの時間帯を使って営業する。店舗面積は約25平方メートルで、席数はカウンターのみで7席。

 カレーは「健康に元気で頑張れること」をコンセプトに、西麻布に店を構える和食職人と共にメニューを開発。50種以上のスパイスを使うほか、それぞれ80時間以上かけて作る3種のカレーを提供する。「たくさん食べても眠くなりにくいように」と、消化の遅い玄米と白米を混ぜる米は、秋田県の若手米農家「トラ男」3人の米を日替わりで使う。

 セロリや白菜、ニンジン、ジャガイモ、キウイ、リンゴ、マンゴーなどの青果が溶け込んだルーで、国産ハーブ鶏、ニンニク、ショウガなどを使った「チキン野菜カレー」、国産牛の牛すじを半溶けくらいまで煮込んだ「イカスミ牛すじカレー」のほか、「二日酔いの人にお薦め」という「シジミきのこカレー」は、ウコンやサルノコシカケなど10種の漢方、肝臓にいいとされるオルニチンを含むシジミのだしを使う。価格は、全て「20種野菜のサラダ」が付き950円。温玉(50円)や梅干し(100円)などのトッピングも用意する。テークアウトにも対応するほか、今後デリバリーも始める予定。

 オープン後の来店客は20代後半~30代が中心で、男女は7対3程度。女性客が増えてきているという。新村さんは「気合を入れたいサラリーマン、元気のない人は元気に、元気な人はさらに元気に。僕らはそれに応えられるよう、カレーはもちろんサービスもきちんとしていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時30分~15時。土曜・日曜・祝日定休。12月28日~1月5日は休み。2012年1月には赤坂店のオープンを予定する。

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