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仙台「光のページェント」開催支援でLED6万個提供-表参道イルミネーション

90万個のLED電球を使用した昨年の「表参道イルミネーション」

90万個のLED電球を使用した昨年の「表参道イルミネーション」

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 商店街振興組合原宿表参道欅会と表参道イルミネーション実行委員会が、毎年12月に仙台で開催されているイルミネーション「SENDAI 光のページェント」の開催を支援することが決まった。

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 「SENDAI 光のページェント」は1986(昭和61)年に「日本最初」の街路樹のイルミネーションとして開催され、昨年25回目を迎えた仙台の冬の風物詩。仙台市の定禅寺通りのケヤキ並木に数十万球の電球を付けて点灯。毎年200万人以上の人が観光に訪れるという。

 3月の東日本大震災で、イルミネーションで使用するLEDを保管していた倉庫が津波の被害に遭い、約55万個のLED電球が全損。しかし、主催する2011SENDAI 光のページェント実行委員会は、「光の和、思いをひとつに!」をスローガンに、今年も12月開催を目指し全国から協力を募っている。

 商店街振興組合原宿表参道欅会の前身となる原宿シャンゼリゼ会は、仙台のイルミネーションの事例を参考に表参道での開催を目指し、1991年に都内初となる街路樹を装飾した「表参道イルミネーション」を開催した経緯もあり、今回の支援に至った。

 2009年の「表参道イルミネーション」復活以降、情報共有するなど「親交を深めていた」といい、今回「表参道イルミネーション」で使用するLED電球約6万個を提供するほか、欅会加盟店舗に募金箱を設置し、「SENDAI 光のページェント」開催に向けた資金を募ることを決めた。神宮前交番横「まちかど庭園」では、仙台の観光支援PRのため、「SENDAI 光のページェント」と連動した展開も予定する。

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